失った笑顔 ３

３ー３９ ページ39

JJ『許されないくらい、
バカなことした俺のこと、
信じるのは、簡単なことじゃないの、
わかってるけど…
でも…信じて？って言うことしかできない。
俺は、Aを本当に愛してるから。』

『……ずっと不安だった。
結婚しても、ハヌルとヒロが生まれても、
ずっと不安だった。
たくさんのものを持ってる あなたの隣に
何もない わたしがいていいのかなって
ずっと、ずっと怖かった。』

JJ『俺だって何も持ってないよ…』

『ジェジュンは たくさんの才能を持ってる。
歌も、お芝居も…
ジェジュンは たくさんの人を幸せにできる。
でも わたしは？
わたしはジェジュンのために何ができるの？
そう考え出すと、苦しかった。
だから、ジェジュンがヘジンさんと……
ついにこの日が来たって思った。』

JJ『…………』

『あんな人に、わたしが勝てるわけない。
今まで、一緒にいられたことが、
奇跡だったんだ…って。
ジェジュンを自由にしてあげなきゃ…って。』

JJ『俺といて、そんなに不安だったの？
俺の愛、伝わってなかった？
俺は、Aが隣にいてくれるだけで
幸せだよ？
愛し合ってできた俺たちの子を
産んでくれたAに感謝してる。
だから……今回、会えなかった赤ちゃん…
気づいてもあげられなくて、
本当にごめん…
あんな大事な時に…気づいてあげられなくて、
守ってやらなくて…本当にごめん…』

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