3ー38 ページ38
突然、部屋のドアが開いた。
するとAがソファーに
座っていた俺に抱きついて来た。
JJ『うわっ』
支えきれずに2人でソファーに
倒れ込んでしまった。
施設長は笑いながら
部屋を出て行った。
俺の上に乗ったまま
抱きついてるA。
久しぶりのこの重みを
嬉しく思う俺。
そっと抱きしめながら
JJ『A…どうしたの?』
『………愛してる………愛してる…』
JJ『………』
話したら泣いてしまいそうで……
だからさっきよりも強くAを抱きしめた。
『どうして言ってくれなかったの?』
JJ『………』
『ここにいる子供たちへのプレゼント…
電話も…』
JJ『ここは…Aの実家でしょ?
Aを育ててくれた大切な場所。
今 ここにいる子供たちにも
Aみたいに優しくて、
思いやりのある人になってほしい。
俺は何もしてあげられないから、
ちょっとでも役に立てればいいな…って。
Aを育ててくれた2人に
親孝行がしたかった。』
俺から離れて座ったA。
俺も起き上がって
Aの両手を包み込んだ。
俺の手の中に
Aの小さな手があって
絶対に離せない、離さない…って
改めて思った。
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とても深いグリーン(プロフ) - ジェジュンはもっとどん底に落ちた方がいい。 (2019年4月19日 21時) (レス) id: 2dd6784766 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - ゆなさん» 返信、遅くなりました。お話、楽しめてますか? (2016年12月10日 10時) (レス) id: 07ecf47e41 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんばんわ。続き読ませて頂きました。ヒロインちゃん、しばらく、離れちゃうんですか>_< ちゃんと、ジェジュンの元に戻りますよね?続き気になって仕方ありません。楽しみに待ってます。 (2016年11月24日 18時) (レス) id: b00ced6101 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - ゆなさん» こんばんは!コメント、ありがとうございます。続き、頑張ります!! (2016年11月23日 23時) (レス) id: 07ecf47e41 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんにちわ。続き読ませて頂きました^_^ヒロインちゃん、お姉さんに電話をして何をするつもりなの?続き楽しみに待ってます。 (2016年11月23日 9時) (レス) id: b00ced6101 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななこ | 作成日時:2016年10月24日 0時