失った笑顔 ３

３ー４ ページ4

病室に急いで行くと
ヌナが眠ってるAを抱きしめていた。

ヌナ『･･････交代･･･』
そう言って静かにAから離れたヌナ。

俺が抱きしめてもいいの？
そんなことを思いながら
眠っているAをそっと抱きしめた。

どのくらい そうしていただろう。

Aが目を覚ました。

すぐにベットに座ったA。

『･･･ジェジュン･･･』

そう言うとAは泣き出した。

JJ『ごめん･･･イヤな思いさせて･･･』

すると泣きながら俺の頬に触れたA。

あの日以来、
Aから俺に触れることなんて
なかったから驚いた俺。

『ジェジュン･･････利用されたの？』

JJ『A･･･？』

『･･････ヘジンさんが･･･利用したって･･･』

JJ『俺がバカだった･･･』

『辛かったね･･････ジェジュン･･･』

JJ『Aでしょ？
Aが俺のせいで･･････』

『ジェジュン･･････』

JJ『許してくれる？
バカなことした俺のこと、許してくれる？』

『許すとか、許さないとか･･････
そんなことじゃないでしょ？』

JJ『･･････俺から 離れてくの？』

『離れたかった･･･。
でも･･･離れられなかった･･････
苦しくて、苦しくて･･･たまらなかった。

ジェジュン･･････助けてよ･･････』

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