失った笑顔 ３

３ー２０ ページ20

ジェジュンとお姉さんが
小さな声で話してる。

それだけで不安になる自分が
嫌でたまらない。

ハヌル『ママ？どうしたの？』

『ううん、なんでもないよ(^^)』

ハヌル『･･･また涙、出てる･･･』

『あれ？おかしいね･･･
ハヌルとヒロに会えて嬉しくて
涙、止まらなくなったのかなぁ･･･』

ヒロ『だいじょぶ？』

『大丈夫、大丈夫(^^)』

ハヌル『･･････パパが』

『ん？パパがどうしたの？』

ハヌル『パパがママを泣かしてるの？』

『違うよ･･･そんなことは絶対にないよ？
どうしてそんなこと言うの？』

ハヌル『･･････幼稚園で』

『幼稚園で？』

ハヌル『･･････ハヌルのパパが
ママじゃない人 好きになったって･･･』

『･･････』

ハヌル『お友達に言われて･･･』

『そんなこと、ないよ。
パパは、ハヌルとヒロのことが
世界一、大好きで
世界一、愛してるの。』

ハヌル『ママのことは？』

『･･････』

JJ『ママのことは宇宙一 愛してるよ。』

ハヌル『パパ･･･』

JJ『パパは、ママのこと、
世界一より もっと大きく
宇宙一愛してる･･･』

ハヌル『そうだよね(^^)』

JJ『ごめんな･･･ハヌル、
嫌だったね･･･そんなこと言われて。』

ハヌル『ハヌルは平気だよ！
だってパパとママ、
２人でいる時の顔、
愛してるがいっぱいなの知ってるから。』

JJ『ハヌル･･･』

『･･････』

ハヌル『ハヌルね、ママを見てる
パパの顔が一番 大好きなの。
とっても、とっても大好きなの。』

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