失った笑顔 ３

３ー１ ページ1

目の前にいるヘジンさんの目が

『なんでアンタなの？』
って言ってるように思えて、

ホントに･･･苦しくて･･･

ヘジン『なんでアンタがジェジュンのファンに
認められてるわけ？』

『･････････』

ヘジン『ジェジュンを利用して、
うまくいくと思ってたのに！
全部、全部アンタのせいで台無し！！』

『･････････』

ヘジン『なんとか言いなさいよ！！』

『･･････どうして･･････
ジェジュンを･･････
利用だなんて･････････
ジェジュンは･･････
･･････ジェジュンを傷つけないで！』

ヘジン『黙れ！！！』

パジャマの襟元を掴まれた。

殴られる！
そう思った時、
病室のドアが開いた。

ヌナ『！！！』

ヌナ『ヘジン！！
Aから離れなさい！！！』

そう言ってヘジンさんを突き飛ばした。

ヌナ『消えて！！
二度とAの前にも、弟の前にも
現れないで！！！
じゃないと、警察、呼ぶわよ！！！』

わたしを抱きしめながら叫ぶお姉さん。

ヘジン『こんな女、ジェジュンも落ちたわね！』

そう言ってヘジンさんは出て行った。

３ー２→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す