第四章 もったいない男 ページ6
A「共通点?」
そして、6人はラーメン屋へ向かった。
アキノリ「うすらぬらの書き込みによると、ここの
ラーメンを食べきれなくて、【もったいない男】が出たって証言が多いんだ。」
店員「おまちどおさま〜」
アキノリ「おっ!」
店員「こちら、超メガ盛りラーメンです!」
話していると店員が注文したラーメンを持ってくる。そのボリュームは凄まじかった。
店員「はい、こちらも!」
ナツメ「うわぁ…普通に食べきれないでしょ、この量は…」
A「」
ケースケ「Aさーん!起きてー!」
ナツメ「A!?」
トウマ「気絶してる…」
A「…何とか食べよ…」
ケースケ「あっ、Aさん起きた」
アキノリ「ま、まぁ…とりあえず食べようぜ!」
ナツメ「ごちそうさま〜!意外にペロッといけちゃったよ」
A「何とか食べきった…!」
アキノリ「食った食った〜!…って、あぁ〜!食べ残さないと【もったいない男】は出てこないんだった…」
ナツメ「そうか…!トウマは?」
ナツメがトウマの方を見ると、トウマはれんげを持って綺麗にラーメンを食べていた。
トウマ「…ごちそうさまでした」
アキノリ「んん〜?」
トウマ「何?」
アキノリ「それって普通サイズ?」
トウマ「そうだよ」
ナツメ「も〜!これじゃ調査にならないじゃない!」
トウマ「だって僕、元々少食だし……ケースケと幸子ちゃんのラーメンは?」
アキノリ「あぁ!」
ナツメ「そっか!」
A「サチって少食だった気が…」
ケースケの方に視線を移すと、かなり苦しそうにラーメンを食べていた。幸子は既に食べ終わっている。
幸子「ふぅ…ごちそうさまです」
A「ちゃんと食べれてた!?」
ナツメ「そんなに驚くの?」
A「う…うん」
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作者名:エム | 作成日時:2024年1月17日 15時