【妖怪ウォッチシャドウサイド】初代エンマ大王の生まれ変わりは妖怪探偵団に居る (ページ8)

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第一章　亡霊番長ページ8

トウマ「こんなんで本当に大丈夫…？」

A「確かに…」

トウマとAはナツメの言われた通りにしているが、どうにも半信半疑のようだ。

ナツメ「大丈夫よ！」

アキノリ「よーし、乗ってきたぜ！」

ナツメ「それじゃあ行くわよ～……アクション！」

トウマ「や、やめてよ～…僕らは何もわる…悪くないよ～」

A「俺達が何をしたって…何をしたって言うんですか〜！」

Aは泣きながら演技をする。

アキノリ「ふふふふふ！お前らをいじめてやるぞ～！痛いぞ～？苦しいぞ～？」

ナツメ「カーット！カットカット…いじめっ子がいじめてやるぞとか言う？」

ナツメ「Aと同じくらい、もっとリアルに…」

「ちょいと、そこの太っちょ！」

4人「「「「？？？」」」」

突然声をかけられ、振り返ると…そこには買い物袋を持った婦人がいた。

「その子達に何をするつもりだい？」

アキノリ「あぁ…いや、その……」

「さては、あんたいじめっ子だね？その棒でそっちの子達を殴ろうとしてたんだろ！」

アキノリ「そ、そんなことしませんって…」

「いじめっ子はこの辛いネギでツーンとさせちまうよ！」

うわああぁぁぁっ!

突如、悲鳴が聞こえてきた。

4人「「「「！」」」」

アキノリ「まさか…！」

「こら！まだ話は終わってないよ！」

そう叫ぶ婦人を横目に、4人は悲鳴の聞こえた方へと向かっていった。