【妖怪ウォッチシャドウサイド】初代エンマ大王の生まれ変わりは妖怪探偵団に居る (ページ6)

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第一章　亡霊番長ページ6

ケースケ「お、お前らなんなんだ！？」

ウィスパー「あなたの目は節穴ですか、どこからどう見ても妖怪でしょう？」

ケースケ「妖怪…？」

ウィスパー「わたくしはウィスパー」

ミッチー「そして私はミツマタノヅチ！ミッチーと
呼んでくれたまえ！」

そう名乗った後に、ウィスパーはケースケの顔を覗き込んだ。

ウィスパー「ん？そういえばこの方誰かに似ているような…」

A「(ケースケはお父さんに似てるからかな？それとも…)」

アキノリ「それはそうと、なんで普通の人間に妖怪が見えるんだ？」

ナツメ「あー！その腕の！私のウォッチじゃない！」

A「あ……ホントだ」

そうナツメが叫んだのを見ると、ケースケの手首にはナツメのウォッチがつけられていた。

ナツメ「なんであんたが持ってんのよ！？」

ケースケ「これはなんかの通信機なんだろ！？これを着けたまま、誰もいないところで喋ってたじゃん！勿論、Aさんも…！」

ナツメ「あんた見てたの…！？」

A「バレちゃったか…」

アキノリ「ならば教えよう！そのウォッチの素晴らしさを！」

ケースケ「そうか！これは幻覚を見せる装置なんだな！？」

アキノリ「え？」

ケースケ「そしてお前達は、人を洗脳するカルト教団なんだろ！」

アキノリ「おい…」

ケースケ「そして姉ちゃんとAさんもカルトの餌食になって、もはや抜けられなくなってるんだ！」

ケースケはそう言い放った、かなり疑り深いようだ…。