【妖怪ウォッチシャドウサイド】初代エンマ大王の生まれ変わりは妖怪探偵団に居る (ページ46)

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第三章　雄叫びの略奪魔レッドヘッドページ46

ケースケ「なんでAさんが持ってんの！？」

A「いや〜…買うつもりはなかったけど…ケースケ君にやり方、教えてもらったじゃん？で、ナツメと一緒に駄菓子屋行ってカード、買ったんだよね〜」

アキノリ「でもこれがあれば、レッドヘッドを誘き
出せるかもしれない！」

ケースケ「えっ…？」

トウマ「あの、その前に一ついいかな」

そう言うとトウマは、ブリザードウルフのカードを専用のフィルムに入れた。

トウマ「よし。これで安心だ…」

ナツメ「トウマも意外とマニアね…」

ピコンッ

アキノリ「おっ…新しい書き込みか？」

アキノリはパソコンを覗き込む。

アキノリ「大変だ！レッドヘッドが現れたぞ！」

4人「！！」

アキノリ「すいません、すいません…！」

アキノリは人混みを掻き分ける。そこには…

ナツメ「何？」

交差点のど真ん中で、カードゲームをしている二人がいた。

少年「………」

男「何やってんだゴラァ！とっとと退きやがれ！」

青年が怒鳴るのも無理はないだろう。しかし…

男「おいコラ！聞いてんのか坊主！？」

レッドヘッド「…黙れ……！」

レッドヘッドは不気味に首を傾け、睨みながら青年にそう言った。

青年は怯えて車内に引っ込んでしまう。

ケースケ「あっ、あいつだよ俺を襲ったのは！」

トウマ「A、カードを」

A「はい、コレ！」

トウマ「…レッドヘッド！」

レッドヘッド「……」

トウマ「お前が探してるカードなら、ここにあるぞ！」