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第三章 雄叫びの略奪魔レッドヘッド ページ44
レッドヘッドの首が不気味に傾き、ニヤリと笑う。
レッドヘッド「遊ぼうぜ〜…？」
ケースケ「ッ…！うわああぁぁぁぁっ！！」
アキノリ「うーん…レッドヘッド、どうやって探そうか？」
トウマ「しかし、ジョージ君の話は驚いたな…まさかあのバーニングドラゴンのカードを持っている奴がいたなんて……」
ナツメ「そこで驚いちゃう！？」
A「それほどレアなんだね…バーニングドラゴンのカード…」
アキノリ「怪奇案件の方がよっぽどビックリだろうが！」
トウマ「確かにそれもそこそこビックリだけど…」
アキノリ「そこそこかよ！」
トウマ「バーニングドラゴンは、レア中のレアカードで…プレミア価格が100万はすると言われているんだ」
A「やっぱ、レアなんだ…」
アキノリ「マジ！？」
ナツメ「そんなに？」
ケースケ「姉ちゃ〜ん！」
4人「？」
ケースケは慌てた様子で事務所に入ってきた。
ナツメ「ケースケ！？」
アキノリ「どうしたんだ？」
ケースケ「お、俺のカードが……」
アキノリ「まさか…！？」
トウマ「レッドヘッドか！？」
ケースケ「うん……」
A「……！」
彼は涙を拭いながらそう言った。
ゴクゴクゴクッ…
ケースケ「…ぷはぁ……」
ナツメ「少しは落ち着いた？」
ケースケ「うん…ありがとう」
ウィスパー「それにしてもケースケ君は、よく怪奇
現象に巻き込まれますね…ひょっとしてそういう体質なのでは？」
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作者名：エム | 作成日時：2024年1月6日 20時
