【妖怪ウォッチシャドウサイド】初代エンマ大王の生まれ変わりは妖怪探偵団に居る (ページ15)

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第一章　亡霊番長ページ15

城田はケースケの胸ぐらを掴む。それでも、ケースケは果敢に叫んだ。

ケースケ「オレは絶対に…降参なんかしない！オレは…オレは親友に誓ったんだ！！」

瞬間、彗星のような何かが降ってきた。それはなんと、【亡霊番長】だった。

A「(っ!【亡霊番長】！)」

城田「学ランの大男…！そうか、テメェが…！」

城田はケースケの胸ぐらを乱暴に放す。

亡霊番長「……………！」

【亡霊番長】は男達を投げ飛ばし、その容姿に見合わぬミサンガが着けられていた。

亡霊番長『…負けんな、ケーちゃん』

ケースケ「…そうか…分かったぞ……」

城田「あぁ……？」

ケースケ「お前達ストリートギャングは、目立って
いじめてるように見えなくても……いじめっ子と同じくらい腐った連中なんだ！【亡霊番長】は、街に潜むストリートギャングを成敗していたんだ！」

？「…………」

A「(何だ…？この妖気…)」

そこに、草むらに潜んでいた人物が吹き矢を吹く。
その矢は城田の首に刺さり、城田の中に入っていった。

城田「ヒッヒヒヒ…！」

ケースケ「…？」

城田「てかさぁ、あのでかいフランケンみたいなの…お前の仲間なわけ？」

城田「まぁいいや…まとめて面倒見てやるよ…！」

城田の身体からは黒いオーラが現れ、肌の色も人間とは思えない色に変化していた。