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第一章 亡霊番長 ページ14
男「で？お前は誰だよ」
ケースケは男たちに捕まってしまい、広場の真ん中に投げ出された。
A「(ケースケ君…！)」
Aは男達に見つからない様にケースケの安否を確認した。
城田「俺達の秘密の集会、見られちまったか…」
城田「ってことは、タダじゃ帰せねぇよなぁ？東京湾にでも沈めちまうか…」
ケースケ「あ…あ………」
恐怖で後ずさりをするケースケだが、男たちに何度も何度も殴られてしまう。
城田「許してほしいか？だったら大きな声でこう言うんだ。『降参です。城田さんのことは誰にも喋らないので許してください』ってなぁ！」
ケースケ「ッ………！」
城田「さぁ言え、この弱虫毛虫が！」
ケースケ「言うもんか…」
城田「は？」
ケースケ「オレはなぁ…！お前らみたいな悪い奴らに……絶対に降参はしないんだ！」
城田「んだとゴラァ…！」
A「(まずい…！ケースケ君！)」
Aが1歩前に出たときAの足からパキっと音がした。
A「……しまった！」
最悪の事態だ…。Aはそう思っていたが、男達には聞こえていなかった。
A「ほっ…良かった」
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作者名：エム | 作成日時：2024年1月6日 20時
