COLOR ME IN *°Part 6 (ページ6)

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見ててくれたから ~JJ彼女side~ ページ6

ジェジュンはいつも、
余計なことは、言うくせにw

その後、人一倍心配して落ち込むから(笑)

そーいうとこ、私もわかるし。

だから、二人の事を見守ろう？

ちゃんと見てようね、って気持ち、今確認できて良かった。

・

急な展開に頭ぼーっとしてたら、笑われて…
悔しいけど。

好きが増し増しな今、ちょっと物足りない……←

そしたら、
私の膝の上。さっき気になってたお土産の中にあった袋が置かれた。

・

ゆゆ「開けてもいい？」

JJ「もちろん」

・

・

わぁ、これは！

ピンクの可愛い丸い硝子がはめ込まれた、ピアス。

これ！！

ゲームセンター行く前に立ち寄ったお土産屋さんで。

私が手に取ってたやつ。

有名なガラス細工で、グラスとかアクセサリーが飾ってあって。

私はこの、ピアス。

一目惚れして鏡に合わせたりしてたんだよね、一人で。

値段みたら、8000円？！高っ！って思って(笑)
そのまま、棚に戻したんだ。

そん時ジェジュンは他のお土産選んでたから、一緒にはいなかったのに。

ゆゆ「………これ、見てたの？」

JJ「そりゃー、ゆゆのことはいつも見てる(笑)」

ゆゆ「…………ありがとう！嬉しい……。」

・

硝子玉には、気泡がわざと入ってて、ライトに当てると、
キラキラしてる。

JJ「似合うと思うよ？」

ゆゆ「一目惚れしてたんだ(笑)
けど……高かったでしょー？8000円」

JJ「値段見て、やめたんだと思った(笑)
たまにはいーじゃん？プレゼントさせてよ。」

・

嬉しいのは、
いつもなら諦める贅沢品を買ってくれたから、じゃなくて。

〝見ててくれたから〟だよ。

私をちゃんと、見ててくれて。

これを選んでくれた事が、このピアスより何倍も嬉しい。
(もちろん、ピアスもめっちゃ嬉しいw)

ゆゆ「………見ててくれたの、嬉しい。
私の事、そうやって見ててくれるのが嬉しいんだ。
ありがとうね？ありがとう！」

JJ「夢にまで見るくらい見てるからねw
変な夢だったけど」

・

ダメかもー。
泣きそ←我慢

JJ「嬉しい？」←満足げ

ゆゆ「うん！」

恋は、
目で追っちゃう事だと思うんだ。

ずっと見てる、遠くにいても、近くにいても。

毎日会えても、会えなくても、ずっと。

ね、Aさんもそうだよね？

・

見ててくれる人がいるって
何より幸せなんだな。

私も見てよう、ずっと。

ぎゅーって
Tシャツにシワがつくくらい(笑)

抱きしめても、足りなくなった。