駅までは歩く ページ16
土曜日の朝。
休みのわりに早く目が覚める
ジュンスくんは朝から部活で出かけるって言ってた
A(・・・・・)
何時からとか知らないんだけどね？
理由なく下に降りて行くのも・・・ で
A(走ろっかな。)
走る準備してリビングに
A(いた！)
A「おはよー」
JS「あれ？おはよー。早くない？んー？走る？」
A「うん♪目が覚めたから。走ろうと思って。朝だし…いいよね？」
1人で走りに行くけど…いいよね？っていう意味で
確認。
JS「まーねー。朝は…だいじょぶか。あのさ？・・・」
いつも走るコースの
トンネルのある道だけは朝も行かないようにって
ジュンスくんが言う。
A「うん。わかった！じゃあ向こう側行かないでこっち側の上、走るね？」
JS「いいね！そうしてー」
川沿いの遊歩道は川を挟んで対岸とこっち側とで
通れる道の形が違っていて
わたしは細いトンネルの無い方側を走ることに。
JS「Aさん、もう行けるの？僕もうすぐ出るけど…
駅まで歩いて一緒に…あ。走るのか(笑)」
A「え。ううん！あ、うん。出れる。うん一緒に…一緒に行く！！」
JS「うは(笑)^^うん。じゃあ、10分したら出れる？」
2人で玄関を出て、鍵を閉める。
ゆゆちゃんとジェジュンはまだ…寝てる？かな。
連休のなかびだし、連休中の都内の朝は通勤する人も通学する学生もいなくて
道を通る車も少ないから、目黒川の流れる音も
かすかに聞こえるくらい…
穏やかな…朝。
A「天気いいねー！紫外線が朝からビシビシくるw日焼け止め塗って来て良かったー
ジュンスくん今日、外でしょ？ずっと…。今日はやけそう…
薄ーく塗っておいたら痛くならないよ？塗る？」
JS「僕、いつもあかーくなって、痛くなる。から…
うん。ちょっと塗る…」
歩いていた川沿い、立ち止まって柵近くに。
水と一緒にたまたま持ってた日焼け止めを渡す
ジュンスくんは顔にぬりぬり…
A「あとさ、首の後ろとか。耳も塗っとくといいかも。」
JS「耳？」
首に塗りながら、私を見たジュンスくんの顔
眉間のところに、のばしきれてない日焼け止めが
残ってたから
私は手を伸ばして、おでこのそれを、
スっスっと、軽くのばした
眉がピクってして。
ぎゅっと目をつむってしまったジュンスくん
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作者名：yuyu×maco
x他1人 | 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2024年2月4日 1時
