COLOR ME IN *°Part 3 (ページ7)

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面倒くさい感情 ~YC side~ ページ7

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YC「今回は俺がここに急にお邪魔しちゃったからこうなったわけで。部長とジェジュンとAでプロジェクト発足の時に既に承諾を得てたわけじゃん？

何も今更、状況を変える必要もないよ。

ジェジュンは仕事としてなんの不足もない、
Aもこうしてここで上手くやってて、今、チームも滞りなく進んでる。

いいじゃん、それで。
波風は立てない方がいいと思う。」

JJ「……波風、立つかな？別に言ったところで何も。
俺は変わらないし。この契約が無かったことにもならないよ」

YC「波風、っていうか……うん
それでジェジュンへの見方が変わるわけじゃないけど
何も起きてない所に敢えて言う必要性が無いと思って。

俺はもちろん誰にも言わないし、その事に対して何も思わない。

だけどそれは、〝俺だから〟で他人はどうか分からない。

これからプロジェクトが拡大して携わる人数も増えたら、どんな思考の人達が来るかわかんないじゃん？」

JJ「…………」

考え込んだジェジュン。

……〝小野さん〟が
まだ……どんな思考の人なのかわかんないし？

ジェジュンを好きな事は明らかで。
現にちょい、Aに当たりが強い。

無いとは信じたいけど

この事を知って逆恨みして社内に言いふらしてみたり？
事実無根の噂を立てたり

仕事に私生活を持ち込むリーダーっていう不名誉なレッテルを貼られて上手く事が進まなくなるのは避けたい。

小野さんを見てて、そんな悪い女には思えないから
仕事として全うしてくれるといいんだけどね。

気が強くて、自分の才能で仕事を掴むような女の人だから。
俺は彼女の事、嫌いじゃないんだけど。

恋っていう面倒臭い感情が絡むと人がどうなるか
今は未知すぎるし。

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YC「ジェジュンが、ゆゆちゃんへの後ろめたさやチームへの責任感で言いたいのなら、止めないけど。」

A「ユチョンくん、言い方っ……！」

思ったことストレートに言っちゃって
Aに怒られた……

YC「ごめん。話を聞いてて、
ジェジュンが悪かった所なんてひとつも無いし
この件でジェジュンが謝る事なんて、何もないって思っただけだから。」

ゆゆ「私もっ！ユチョンさんの意見に賛成ー！
ねぇ、最後の一個もらっていい？コロッケw」

その一言で空気が和らいだ。

ほら、ゆゆちゃんはたぶん
言わなくていいって思ってるよね？

ちゃんとジェジュンの事、一番に考えてる人だ。

似合ってるね、ジェジュンと。
同じ雰囲気。