COLOR ME IN *°Part 3 (ページ5)

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自分の欲 ~JJ side~ ページ5

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しばらく会話と食事が続いて。

うん、
その流れで、ちゃんと聞いてもらおう。

JJ「食べながらでも聞いて貰えたらいいんだけど。
ちょっと話してもいい？

えと、ゆゆと俺は……Aの紹介で1年…3ヶ月？前から付き合ってて、ここに来る前も俺ん家で一緒に住んでた。」

YC「そっか、よろしくね！ゆゆちゃん。」

ゆゆ「……よろしく！です。」←

YC「タメ口でもいいよね？ジェジュン」

JJ「うんw」

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今回のプロジェクトの発足からの事を聞いてもらおう

俺とAしか知らないとこを、順を追って話した。

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初め、俺に話が来た段階では元々一人で住む予定で、
その後Aにも話が行った事

JJ「でね、部長から二人で呼ばれて
その時に、男女のモニターが欲しいから一緒に住んでくれないか？って提案があったんだよ。
Aと、俺。そん時にもし、Aが無理なら……
社内の他の女の人をピックアップしてモニターになってもらうって言われてさ。
それは……ちょっと無理だと思って。

ゆゆの事ももちろんあったけど、俺が、そうしたくなかった。

自分の任されたプロジェクトだから、住むことを断る選択肢は無かったんだけどね。だから色々考えて……」

YC「なるほどね」

JJ「悩んでる時に、ゆゆの幼なじみのジュンスに出会って。ちょうど東京に部屋を探しててさ、ジュンスの上京への想いに共感したから。社外からのモニターを、って思いついて。
4人で住む、っていう提案を俺から部長にしたの。」

JS「…………」

JJ「ゆゆは彼女だし……
部長に反対されるかもしれないって思ったけど。
仕事の為に大切な人を不安にもさせたくないし、
この仕事も疎かにしたくなくて。

だから、全部、俺のために……っていうか、
リーダーなのにね、自分の欲？ばっかりだったかも。
ガッカリさせたかな、ごめんね」

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考えたら、全部自分の思い通りにしたかっただけ？
だったかも……

そう思って招いた結果。

A「ジェジュンは言わないと思うから、私から言うね？」

Aが、口を開いた。

A「ジェジュンは部長に言ったじゃん。
この仕事の本当の意味は、ジュンスくんみたいに
新しい生活への期待と不安を包み込む基盤となる家のサポートをすることだって。

そのためには、自分がまず飛び込んで体験して感じる事を形にしたいってさ、わたしもそう思った。

その、生活の基盤となるのって、仕事〝だけ〟じゃないって。」

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