COLOR ME IN *°Part 3 (ページ36)

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おいしい・うれしいページ36

そこに続けてまた、LINEが来る。

JS「あ！でも10分！10分したら来て！」

・

なんでかちょっと慌てた様子？のLINEが来て(笑)

その10分の間に…私もちょっと

軽く髪も顔も服も整えて←
リビングに向かう。

リビングから光がもれていて

みんないるのかな、って入ってみると……

テーブルには食事が準備されていて。

JS「じゃーん！！」

そう言いながら両手を広げたジュンスくんがひとり
そこにいた。

JS「さささ。コチラへどーぞっ！」

私をいつもの席に案内。椅子まで引いてくれて

A「え！わーすごい。えー⁉︎」

テーブルには手作りのハンバーグとスープ

JS「食べれる？これ、僕が作ったんだ。
いつも僕ばっかり作ってもらってるから」

A「すごい！うれしい！いただきます！！
　

(大きくひと口食べる)

A「んー！わーおいしい！！すごい♪ジュンスくん」^ ^

本当に美味しくて。笑顔になる。

あーおいしーー^^

JS「うはw良かった。
あんまりお腹空いてなかったかな、って。無理…しないでね？」

A「ううん。お腹空いてたよ？
これ……ジュンスくん1人で作ったの？」

JS「ううん、ゆゆと。
ゆゆに手伝ってもらって…」

A「あ…そっか・・・そーだよね。」

JS「うん。僕1人じゃ無理だから。
ゆゆがね、ここ教えてくれて…で2人でこうして・・・」

ジュンスくんが、2人で楽しく料理したこと
いっぱい話してくれて

何気なく聞いたけど…当たり前だ。

ジュンスくんは
料理できない、って前に言ってた。

ゆゆちゃんと作ったんだねーって、その話し聞いてたけど

なんだか胸の奥がチクチク……ってちょっとする私。

これって……

A(私…ゆゆちゃんにヤキモチ？)

(ハァー)ため息

自分の心の狭さに思わずため息。

JS「？？？Aさん疲れた？大丈夫？
全部……無理しないで？」

笑顔で話してくれてたジュンスくんが
ちょっと気にして私を隣から覗く。

A「ううん。大丈夫だいじょぶ、全部食べれるよ！」

つまらない私のもやもやは、置いといて

今はこの、

ジュンスくんが“私のため”って作ってくれたことを
そのまま受け止めて

この時間

大事にしたい。