待ってる ページ35
(2人)『ただいまー』
別に深夜じゃないから2人して
ドアを開けて、そう言った
玄関入ってすぐに、ジェジュンと顔を見合わせる。
だって…
A「ジェジュン。ジェジュンはご飯、あるんじゃない？？」^^
JJ「わーどうかな。でも…いい匂いだな」
メニューまでは…わからないけど
うちの中は“夕飯”のいいにおいがしてた。
ジェジュンは一階の洗面所へ。
きっとそのあと、キッチンを見に行くから
私は2階の洗面所でうがい手洗いを済ませると
自分の部屋に。
(ジェジュンの前にお風呂入っちゃおうかな)
そう思ってお風呂へ。
ゆゆちゃんがきっとジェジュンには夕飯を作ってて……
ってそう思ってた私。
だって、ゆゆちゃんは私の分も準備する時は
いつも連絡くれてたから。
今日は連絡ないもんね♪
私はなんかテキトーに食べればいいから
お風呂から出たら考えようって思って
のんびりお風呂に入った。
・
シェアハウスプロジェクトは、この１棟目の様子を
すでに広告のようにして少しネットに公開してきた。
それがすごい反響で
プロジェクトは
2つ目、３つ目、４つ目と、急ピッチで進み出した。
人も必要になるから人員が増えることになり
『チーム』から『部署』になることが
正式に決まった。
その時、もう1人のリーダーとしてユノが合流する。
そのはなしを今日聞いて
尊敬してるユノと
一緒にまた同じ仕事をできることは嬉しかったし。
少しは…こっちで頑張ってて
仕事っぷりで…私も成長してるところも見せたいな、なんて
そんな気持ちも実はあったりで。
わたしはちょっとやる気になってたりもした。
・
お風呂からあがり髪を乾かして
自分の部屋に戻って…ストレッチ。
そういえば……って思い出してカバンから出した携帯には、
LINEの受信表示。
開くと…ジュンスくんだった。
ーー(LINE)ーー
JS「おかえりー。ゴハンは？」
JS「おーい。おーい。お腹空いてないの？」
JS「お風呂から出たら教えて」
JS「ご飯食べないの？」
最後のLINEがついさっきで
(わー！)って思ってたら
JS「見た！既読ついた」
ってすぐLINEがきて
A「ごめんね。今見た。うんと…
なんかちょっと食べようかなって感じ」
そう返信したら
JS「待ってるから来て？」
A(・・・待ってるって…リビング？)
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作者名：yuyu×maco
x他1人 | 作成日時：2023年3月22日 23時
