結局、聞いちゃう ~JJ side~ ページ34
電車に乗って、
車内モニターに映ってる映像をぼんやり見てて。
JJ「あー……温泉行きたいなぁ」
って、車内広告のCMを見ながら呟いた。
A「温泉！いいねー♪ 休みにもレポート出したり、
色々プライベート削って働いてるんだもん、行ってきたら？」
JJ「今から予約は無理でしょーw
明後日から世間はゴールデンウィークだよ？
もうどこも予約でビッシリだよ。」
A「キビシーかなぁ。
日帰り温泉とかなら何とか行けそうじゃない？」
JJ「んー、そうかなぁ」
A「レンタカー借りればちょっと遠くでも行けるじゃん？
ジェジュン運転出来るよね？
ゆゆちゃんも免許あるけど、なんか怖いし←」
JJ「ほとんど乗ってないけどね、一応w
じゃ、みんなで行こっか！調べてみよ。」
A「二人で行きなってば(笑)」
JJ「いいじゃん、楽しいことはみんなで！
それに、二人で行くならちゃーんと泊まりで行きたいしw」
A「あー、そうだよねw泊まりたい、よね？
ハイハイ、そうですよねww」
・
勝手に、Aと二人で連休のアレコレを話しながら。
想像だけでも楽しくて(笑)
帰ったら二人にも相談してみよう、って事でまとまった。
・
ちょっとだけ、(いつもの)おせっかいが出て。
Aとジュンス、もさ
楽しいこと、二人でしたらさ。
もっと距離が縮まるんじゃない？
せっかくの縁……なんだし？
なーんてね。
全然わかんない二人の感情だけど。
もしかしたら、あるかもしれない変化は
あたたかく見守りつつ、ね。
全然、お互い無し、かもしれないけど(笑)
・
一人で帰るよりも早く感じて
あっという間に中目黒の駅に着いて二人で降りた。
JJ「腹減ったね、どーする？」
A「二人はもう食べちゃってるよね？
寝ちゃってるかな。」
JJ「まだ10時過ぎたとこだよ、ゆゆは起きてると思うけど。
ジュンスはどーだろ。」
二人が家で何してるか、
ちょっと気になるところではある←小さなヤキモチ発動
・
並んで歩く、夜道。
…………
JJ「ジュンスと……ランニング、どう？楽しい？」
(結局、聞いちゃう)
A「うん！楽しー♪」
JJ「………そっか、よかったね！」
その一言と表情で、
Aにとって、二人にとって良い時間なのが伝わって。
それ以上、余計な事を聞くのはやめた。
・
結局、もう遅い時間だから
家にあった適当なもので何かつくろ、うどんとかあったはず。
ってことで、まっすぐ家に帰った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yuyu×maco
x他1人 | 作成日時：2023年3月22日 23時
