COLOR ME IN *°Part 3 (ページ27)

今日:9 hit、昨日:2 hit、合計:4,839 hit

必要不可欠 ~JS side~ ページ27

・

ゆゆ「あのね、ジェジュンがさ、
ここに来る前に言ってくれたんだけど。」

JS「うん、なんて？」

ゆゆ「まだ私も一緒にシェアハウスに住むなんて決まってない時に、ジェジュンが引っ越すなら同棲も解消して、私も一人暮らしに戻らなきゃな、って思ってたんだけど……。

ジェジュンのマンションに、居てもいいよ、って言ってくれてね？

〝ゆゆがいてくれればいいから〟って。

そう言ってくれたんだけどさ。」

JS(………のろけ？)←

けど、そんな雰囲気ではない表情。

ゆゆ「………いるだけ、本当にでいいのかな？って。
その時も思ったんだよね。

そばに居るだけで、私は……役に立ってるのかなぁ。」

役に立つ、っていうのは……あんまり恋人同士で使わない表現だと思うけど。

ゆゆ「ほら、昔から私っておせっかいな世話焼じゃん？
長女だしさー。
今までの彼氏にも色々してあげたがりで、最後は私がいないと何も出来ない人になっちゃってさ(笑)
私はあなたのお母さんじゃないんだから！って別れるパターンが多くてw」

JS「そうなんだ(笑)」(想像つくけど)

・

・

あ、だからか。
今ジェジュンといるゆゆは、そういう感じじゃなくて。

僕が知ってる昔からのゆゆじゃなくて。

それが、なんなら今までよりも自然体な気がしたから
甘えること出来てるんだろうな、って見えてて。

新鮮で、僕が知らなかった一面、だったんだね。

ゆゆ「けど、ジェジュンは今までの彼氏とは全然違うタイプだし、一応、年上だし。

居心地はいいけど……いるだけでいい、って、
私に変化がないよね(笑)
めっちゃ受け身な感じするんだよね。」

JS「………それが嫌なの？」

ゆゆ「嫌じゃないけど……
必要不可欠、になりたい……っていうか。

もっと自分が変わらないと、そう思って貰えない気がして。」

・

一度話し始めたら止まらないゆゆの気持ちを

僕は静かに聞いてたけど。

居るだけでいいって。
それはもう、最大限の〝好き〟なんじゃないの？

最強じゃないの？
それって必要不可欠じゃん。

愛されてる実感ないのかな(笑)

え、あのジェジュンで？

・