勝手なドキドキ ページ21
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やめること“やめた”あとは
おうちまでいつもみたいに、
いっぱいおしゃべりしながら走って。
家に着いて、
シャワーも終わって
ジュンスくんに軽いご飯もして。
2人『おやすみ』
ってしたあとの自分の部屋。
またごろごろストレッチしながら思い出してたのは……
さっきの水たまり。
あの時、の……手。
ここに引っ越して来た時
入り口で初めてシェアハウスの名前を見た時
『a little boat』・・・
可愛らしいその名前とその時
フッと浮かんだのは…
小さいボート
そこに乗ろうとする、わたし。
そして
ボートから、私が乗り込むために助けてくれる
差し出された…手
誰かとかは……わからない。
単にパッとうかんだイメージだから。
でも、
私に寄り添い力を貸してくれるように伸びる手
そんなイメージが
『a little boat』 って見た時にうかんだから
なんだか…いいな。って思ってたんだ
�爐劼箸雖瓩犬磴覆ご兇検�
“わたし”を 一緒に 連れて行ってくれる『手』
だから、さっき
ジュンスくんが差し出してくれた手。に
ホントに勝手にちょっと……ドキッとした
・
ベッドにクタっと横たわってる
“くま”と目が合って
なんとなく…
くまの手を…掴んでみた←
握り返しても、引っ張ってもくれない
“くま”の手。
A 『・・・』
ジュンスくんは
ググッと。引っ張ってくれた
ぎゅって、にぎってくれてた
A( /// )
思い出して……
1人で勝手に恥ずかしくなって
わたしが“くま”の手をギュッてして
グッと引き寄せて、抱きしめる。
重なる時間が
今日でなくならなくて良かった
〜(回想)〜
JS「“僕のこと”を言い訳にしないで
気持ちを教えて・・・」
わたしの気持ちを、聞いてくれたジュンスくん。
相手を思いやるフリをして、自分が傷付かないように
先に逃げようとする。
そんな私の悪いところ…見抜きながらも
寄り添って聞いてくれるような…そんな
ジュンスくんの言葉が
心に響いた夜だった。
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五月病？ ~JJ彼女side~→←言い訳にしないで ~JS side~
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作者名：yuyu×maco
x他1人 | 作成日時：2023年3月22日 23時
