COLOR ME IN *°Part 3 (ページ16)

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おかえり ~JS side~ ページ16

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もともと、走ることは好きだし？
きっかけは、心配、もあったんだけど

普通に走ることを目的として、楽しかったんだ。

でも

ご飯とか。

思ってもなかったこと…してくれて。

同じ時間を過ごして
いろんなこと、気兼ねなく話して

そうする時間がすごく、“いいな”って思い始めてた

1人の夜RUNは危ないしね？
そこは絶対ダメ。

いつのまにか僕もAさんに敬語ではなくなってて

『これまた食べたい！』とか

そういうことも言えたり…

リラックスできるようになってたから
嬉しかったんだ。

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今日は部活がないから、僕が頑張ればいつもよりもっとずっと早く帰れるはずで。

『部活ないから』って
昼間にもう、連絡もしちゃったりして

放課後に残務をめちゃくちゃ勢いよく済ませてたのに

JS「え…これ今日中…？ですか？」

もう少しってとこで頼まれた学年主任からの仕事。

主任「ごめん。お願いできますか？キムくん
仕事できるから。お願いしたくて」

JS「・・・はい…大丈夫です！」

主任「ありがとう、助かるよ。よろしくね」

・

JS(ガタッ)イスに力なく座る

チャンミン(CM)「(笑)……おひとよしですね。
予定…あったんじゃないですか？
さっきまで超高速で仕事…してましたよね？(笑)」

JS「…いいんだー。どーせ、待たれてないような
　約束だからー。ちぇー」

CM「・・・手伝います」

JS「ありがとー、チャンミンせんせー」

職員室の席が隣で仲良くなった
科学のチャンミン先生が手伝ってくれたから
思ってたよりも、早く帰れた。

電車の中でみたAさんからのLINEには

『ご飯…あるからよかったら食べて^ ^」

JS ＾＾

嬉しい連絡だった♪

帰宅して軽くシャワーして

Aさんが作っておいてくれたご飯を

温めて食べてる時
食べながらAさんにLINEする

JS〝走れなくてごめん。あと…ご飯ありがと^ ^
　僕が好きなやつだ。おいしい〟

ここのダイニングテーブルは
1人だとちょっと広い

でもそこから見える
ウッドデッキの間接照明が綺麗だった。

あったかいご飯食べながら
その光りを見てたら

(ただいま)

そんな気持ちになってた

A「おかえりー」^ ^

JS (！！！)

水をとりにきたAさんがそこに来て

カウンターキッチンから笑顔で

『おかえり』って

フワッて
キューって

胸がなったのはさ？

きっと
僕がレンチンし過ぎちゃったポトフを今
ひと口食べたから。だよね