COLOR ME IN *°Part 3 (ページ14)

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近づいた距離ページ14

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2人でなんでもない話しをしながら走った。

途中いくつかちょっとした細いトンネルがあったり
ちょうど真ん中の距離に来たところ

川沿いでもそこだけ、ちょっと木が多く生い茂っていて

昼間なら…ちょっとした、
木陰で休める緑の空間だけど、夜は…ちょっと暗い死角。

JS「・・・・・」

ひと休みで給水してる時にジュンスくんが言った。

JS「いつ…走りますか？」

A「あー、決めてないんだ。仕事との兼ね合いもあるし…」

JS「走る日…僕の帰り、待てますか？僕も一緒に走ります」

A「え？だって…部活・・・」

JS「急いで帰るようにするから！だから。」

A「あ。うん。わかった…」

ジュンスくんの勢いに押されて
一緒に走ることになったこの、夜RUN。

連絡取り合うために、LINEの交換もした。

それからは、

部活後で大変なのに、大丈夫な日は
ほんとに急いで帰って来てくれて
一緒に走ってくれるようになった。

ご飯も食べずに走るから

ランニング後に帰宅してシャワーしたら
ジュンスくんが軽く食べれるようにって

わたしは自分のご飯プラスで、準備をしてみたりした。

走りながら話すことも
帰って来てから軽くご飯する時に話すことも

いろんな話しをするようになった私たち。

気が付いた時は

JS「これ、おいしい！また食べたい♪」^ ^

ジュンスくんと
基本的な距離が近くなったようで

嬉しかったんだ。

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今日は部活がないって、昼に連絡が来てて

だから私も仕事頑張って早く終わらせたりして

帰って来てからご飯作って、夜RUNに備えてた。

そこにもう一回来た連絡。

部活はないけど残業で遅くなるからって

ついでに…“1人では行ったらダメ”って言葉も

A「・・・」

走れない残念さでちょっとがっかりしながら
部屋着に着替え直して

再びキッチンに行くと、ゆゆちゃんがいた。

ゆゆ「あれ？行かないの？」

A「ジュンスくん残業って。で…1人はダメって(笑)
だいじょぶなのに。」

ゆゆ「あはは！(笑) ジュンスらしいね。」

頻繁じゃないけどこうやって一緒に走るようになって
防犯のためだって。危ないからってわかってるけど…

忙しいジュンスくんに悪いな、って思い始めてた。

走りたいなら私が週末早起きして…
朝、危なくない時間に走ればいいだけ

そういうふうにも、考え出してた。