酔った勢いダメゼッタイ！ (ページ2)

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出会いページ2

『てんちょー。白酒』

「またそんなにキツイの頼んで…明日仕事なんでしょ？」

『いいの！あんなの3秒で終わるわ
　いいから酒！』

「はいはい。」

？「すみませーん。ここ入って大丈夫ですか？」

「ん？見ない顔だね。どっからきたんだい」

？「生まれは西安、今日はたまたま見つけたんで」

『いいねにいちゃん。私の奢りでいいから酒呑も！』

？「うわ酒臭ぁ。んならてんちょーさん茅台迎賓酒くださいな」

「あはは。その子の奢りならいくらでも呑むといい。」

？「遠慮なくいただくわ
　そういやねぇちゃん。名前は？」

『お先にどうぞ』

rb「…ロボロ」

『A。なんとでも呼んで？』

rb「一旦酒カスで」

『許可が降りるとでも？？？』

rb「まぁこれからも来ると思うから、よろしく」

『次は奢らんからな』

そう言って私たちは握手を交わし、酒を飲んだ

ロボロも相当酒が強く、財布は氷河期寸前

手持ちが少なかったのもあるが、あの酒でこの値段かあ…

そう愚痴を吐きながら口角は下がらないまま

後にこの出会いは、私の運命を大きく左右することとなる

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白酒…ばいじゅ。中国酒ではアルコール低め

茅台迎賓酒…まおたいいんぴんじゅ。茅台酒の姉妹酒
　比較的安いがアルコールは50%ほど