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49.僕たちにとって ページ50

その日はとっても寒い日だった。

震える手で僕の手を握る彼女と
それをしっかり握りしめる僕と
違う学科だけど同じ大学を受けたテヒョン
3人同じ場所で目を凝らしていた。

『1031と2103』

『あっ！』

彼女が大声を出してビックリする

『2つともありました！』

『え！？どこ！？』

『ほんとだ！見間違えじゃないよね！？』

番号を見つけた瞬間彼女とテテを同時に抱きしめた。

『すごっ！ジミンオッパすごい！』

『俺らなら絶ッ対受かると思ってた でもどこ？』

とてつもない多幸感に満たされる
テテはまだ探してるけどしっかり載ってた。

無事受験に合格したんだ…！

『あっ！やっと見つけた！』

『ホソギヒョン！お久しぶりです』

『来てくれたんですね！』

声をかけられても抱きついたままの僕達だが
ここの在学生のホソギヒョンが寒い中
駆け付けてくれていた。

『その様子を見ると2人とも受かった！？』

『はい！』

『わあ！凄！おめでとうー！』

『よかったでずっ… 本当に』

『Aちゃん本人より嬉しそうなんだけど笑』

『どうする？このまま焼肉とか行く？』

『それはダメです私達この後約束あるんで！』

『あ…』

『なーんだ じゃあ明日行こう！』
『お前らのことだから察した…どうぞお楽しみに』

『じゃあばいばーい！』

『ごめん ありがとうございました
また明日連絡します！』

Aに引っ張られながら僕達は
Aの家に向かった。

相変わらず人気がない家だけど
Aが卒業したら僕と2人暮らしをする予定

そして、去年の夏に僕達が約束した事。

早速ダウンコートを脱いでベットでAに
馬乗りをされているわけです。

『私がジミンオッパをいーっぱい褒めることと
それと？』

『…いっぱい、する、こと…』

『2つ同時に約束を果たせますね♡』

正直久々だから僕も満更でもない

…

外はもう暗くなっていて
ベッドで2人寝転がっていた

『受験勉強すすんでる？』

『うんっ』

僕の舞踊をより映えさせる為にと
彼女はファッション大学に行く
だから僕たちはこれから先もずっと一緒だ

『次は私が合格したらプロポーズしてくださいね
約束です』

『もちろん』

幸せそうに笑う彼女の頬を撫でる

『あとえっ ちなことも沢山してください』

『ふっ…』

『なんで笑うんですか！』

『いや、通常運転すぎて』

むしろこの状態こそが僕たちにとって
貞操を守っているんじゃないか…？


そして、それは
夫婦になっても変わらずなようで。

END

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設定タグ：BTS , 防弾少年団 , ジミン   
作品のジャンル：ラブコメ
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siam(プロフ) - コミンさん» そうです！主人公ちゃんに惑わされつつも変えていくそんな小説です拙い文章で趣旨を理解してくださるなんて ほんとありがとうございます……！とても嬉しいです。がんばります；； (2018年3月13日 11時) (レス) id: 73c2604e82 (このIDを非表示/違反報告)
 コミン - ジミンちゃんが主人公ちゃんを変えて行くんですよね？！めっちゃ面白いです！毎日更新されているか必ずチェックしてます！ 更新頑張ってください！ふぁいてぃん！！ (2018年3月13日 0時) (レス) id: 1384a18ffe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：soyu | 作成日時：2018年3月11日 15時

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