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48.約束 ページ49

『確かに 受験は人生の要だから
Aちゃんに会えない時間が増えるかもしれないけど』

『僕はずっとAちゃんのことが大好きだし
関係が薄れることなんて絶対にないよ』

『…ぜ、絶対ですか？ずっとですか？』

『絶対！むしろAちゃんの方こそ
僕がいなくなったら男あそび始めそうだけど〜？』

彼女の頬を包んでうりうりと撫でる

『うぁぁ〜！しません！ぜったいです！
ジミンオッパとしかしない！』

『僕が合格しないほうが嬉しい？』

『いいえ！！！』

『じゃあ、少しガマンできる？合格したら
僕のことめいいっぱい褒めて、たっくさん祝うって約束して』

『…はいっ約束します！』

僕達は小指を結んで 親指同士をひっつけた。

『じゃあ、合格したらいっぱいえ っちな
ことするって約束してください！』

『っう……』

この子は本当に変わらないな…笑

『悩むとこですか〜？』『約束する…！』

指切りをしてAちゃんの頭を撫でた
嬉しそうに笑う彼女を見て癒される
本当に勉強疲れが飛ぶから彼女は正しい。

『…そういえば僕達ってこの図書館ではじめて会ったよね』

『私はあんまりよく覚えてないんですけど…』

『自習室じゃなくて読書室の所で
Aちゃんが微笑んでくれたんだ
去年の今時期の頃に』

『うーん すみません…』

『その頃Aちゃん眼鏡かけてたよ』

『あっ！ぼやっと見えた人がいたような』

『それが僕だよ あの時の笑顔で
僕はAちゃんに一目惚れしたんだよ』

『…そ、そうなんですか？』

かあっと顔を赤くしたAちゃんは
余所見をした。

『あの時なんで僕に微笑んでくれたの？』


『そ、その時は誰でもいいから優しくしてほしかったから』

そっぽを向いたままそういった。

ふと思い出す そういえば
そうだ 彼女の父の命日がこの時期だ。

僕の考えずに先走って言う悪いクセ
言葉を発する前に僕の体は動いていた

『んっ』

Aちゃんにキスをしていた
手を恋人繋ぎにして。

『さみしくないよ もう』

『…っ』

『ジミンオッパからしたんですからね』

『あっ、んっ』

ちゅ、ちゅっとキスをされて
舌を絡める

慣れない 何度もされてもだ
息できなくなるほどキスをした後
ゆっくり離されて 目を開けると愛おしそうに僕の顔を見る
彼女を見て、体の底から熱くなった。

暑いし、熱いし大変だ。

『ここ自習室っ、』

『勉強がんばったら私の家いきましょうね♡』

『…っうん』

その後は全く勉強に集中できなかった。

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設定タグ：BTS , 防弾少年団 , ジミン   
作品のジャンル：ラブコメ
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siam(プロフ) - コミンさん» そうです！主人公ちゃんに惑わされつつも変えていくそんな小説です拙い文章で趣旨を理解してくださるなんて ほんとありがとうございます……！とても嬉しいです。がんばります；； (2018年3月13日 11時) (レス) id: 73c2604e82 (このIDを非表示/違反報告)
 コミン - ジミンちゃんが主人公ちゃんを変えて行くんですよね？！めっちゃ面白いです！毎日更新されているか必ずチェックしてます！ 更新頑張ってください！ふぁいてぃん！！ (2018年3月13日 0時) (レス) id: 1384a18ffe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：soyu | 作成日時：2018年3月11日 15時

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