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僕は周りを見渡して
ひとつの車を見つける。
家の方向とは逆方向
「……！」
Aちゃんが抑えられながら、
二人の男に
車の中に無理やり入れられている。
「っ、やば……！！！！」
僕は車へと走り出した
今までにないほど全速力で。
「……ヒョン？」
後ろからグクの声が聞こえたけど
僕は走り続けた。
やがて動いた車はどんどん離れていく
「Aちゃん……っ！！」
見失ってしまって、走り回っていると
廃工場に車が止まっているのを見つけた。
相手は何人いたか知らないけど僕は
切れた息のまま、廃工場の中へと入っていった
結構時間が経っている。
Aちゃんお願い 無事でいて
「Aちゃんッ！！」
僕は叫んだ。
目の前に虚ろな目をした
乱れた制服の女の子
カメラを構える男一人と、
2人の男がAちゃんを
むりやり、していた。
「……何だテメェ」
カメラを持った男が僕に気づく。
それと同時に2人も僕を見る
「ジミ……ン、せんぱ……」
涙と白濁液でぐちゃぐちゃになったAちゃん
「僕の彼女になんてことしてるんですか？」
僕は今どんな顔をしてるのか分からない
でもすごく怒っている。自分でも抑えされないほど。
前髪をかきあげて 近づく
男の胸倉を掴み 拳を振り上げる
人なんて殴ったこともない。
でも僕はどうにかなりそうなほど
その男を動かなくなるほど殴った
後ろから別の男から掴まれる
「せんぱっ……きゃっ！！」
Aちゃんはもう一人の男に
乱暴に投げられる。
「丁度いいじゃねえか 彼女がヤられるとこ見とけよ」
「離…せ……よっ…！！」
みたくない 動けない 力を入れても
相手は大人だ。
殴られて 口が切れて口の中で血の味がする
Aちゃん …
「っぐっ！！」
背中に衝撃が走る
僕を掴んでいた男が倒れる
振り向くと、
「ヒョン！！！なんで言わないんですか！！！」
グクが男を蹴っていた。
「Aに触んな、」
テヒョンがAちゃんを掴んでいた男を
殴る。
「ヒョンが走ってたから……ッ！！ついていってみたんですけど……ッ、やっと見つけたらこれですよ…っは…」
グクは男を殴り そいつは倒れた
さすが筋肉豚……、なんて思いながら僕は唖然と見ていた
テテのこんなキレた顔見たことない。
動かない男を殴り続けていた。
「テヒョンイヒョン、もういいんじゃないんですか…？」
「……あ 笑、死んでないよね？」
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siam(プロフ) - コミンさん» そうです！主人公ちゃんに惑わされつつも変えていくそんな小説です拙い文章で趣旨を理解してくださるなんて ほんとありがとうございます……！とても嬉しいです。がんばります；； (2018年3月13日 11時) (
レス) id: 73c2604e82 (このIDを非表示/違反報告)
コミン - ジミンちゃんが主人公ちゃんを変えて行くんですよね？！めっちゃ面白いです！毎日更新されているか必ずチェックしてます！ 更新頑張ってください！ふぁいてぃん！！ (2018年3月13日 0時) (レス) id: 1384a18ffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：soyu | 作成日時：2018年3月11日 15時
