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昨夜はよく眠れなかった。
いつも少し遅い時間に出たから
Aちゃんとは朝会うことは無かった
朝 学校について階段をあがろうとし、
足を上げる。
ふと、足を止めると、上の方から声が聞こえる
「っ先輩……」
Aちゃんの声
「ねぇ、ほんとにジミンのこと好きなの？」
あとから聞こえたテテの声に
僕はどくんと体が跳ねる
「うん……でもどうしたのテヒョン先輩」
「…俺はもういらない？ 」
「……ふふっ、いらなくないよ、わたし欲張りだもん
テヒョン先輩とはセ○レだけど、大好きだよ？夏休みのときから」
「 俺も好き 」
ちゅ、と聞こえるリップ音
「じゃあね 気持ちよかった 先輩」
「うん、ばいばい」
「ぇ……」
僕はテヒョンが階段から降りてくる
足音が聞こえると同時に
1階に降りた
冷や汗が流れる。
「……誰かいる？」
急いで下駄箱へ走った
「……ウソだ」
息切れしたように胸の動悸が速くなる
吐きそうな感覚がして僕は膝をつく
「……どうしたんですか ジミニヒョン」
顔を上げると登校してきたグクが僕を
心配そうに見ていた。
「めちゃくちゃ汗かいてますけど
急いできたんですか？」
「あ……いや、なんでもない」
笑って誤魔化して グクと階段の下で別れた。
朝 テテと顔を合わせることが出来なかった。
テヒョンは不思議そうに僕をみたけど
体調悪いのって無垢に聞いてくるから、
心が痛くなる。
部活も休んで家に帰ってしまった。
なんなんだよ
Aちゃんと
やっぱり
二人とも繋がってたんだよね？
夏休み中にやってただなんて僕知らなかった
昨日のAちゃんの声が頭の中でぐるぐると回る
「 ジミン先輩 」
それと同時に
テテとしてた時の 声が木霊する
僕のことを本気で好きって言ったのは
やっぱり遊ぶために誘っただけなんだろうか
「Aちゃん…」
なんで、あぁ やっぱり ダメだ。
僕は 彼女に聞けなかったけど
なんで遊んでるかなんて
わかった気がした。
Aちゃんから抜け出せないんだ
二人とも
甘い 彼女に囚われてるんだ
僕だってそうなんだろう
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siam(プロフ) - コミンさん» そうです！主人公ちゃんに惑わされつつも変えていくそんな小説です拙い文章で趣旨を理解してくださるなんて ほんとありがとうございます……！とても嬉しいです。がんばります；； (2018年3月13日 11時) (
レス) id: 73c2604e82 (このIDを非表示/違反報告)
コミン - ジミンちゃんが主人公ちゃんを変えて行くんですよね？！めっちゃ面白いです！毎日更新されているか必ずチェックしてます！ 更新頑張ってください！ふぁいてぃん！！ (2018年3月13日 0時) (レス) id: 1384a18ffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：soyu | 作成日時：2018年3月11日 15時
