27. ぽっぽ ページ28
「さ、最後の練習するぞ」
ホソギヒョンの言葉に僕達は動く
広い練習室にはほかのグループがたくさんいた
知ってる人もいれば知らない人もいる。
「うわぁーたくさんの人がいますね」
Aちゃんがぐるぐるあたりを見渡す
ナムジャグループの大会だから
ヨジャがマネージャーぐらいしかいないから少ないし、
Aちゃんは人一倍かわいいから
ほかのナムジャから見られている
Aちゃんは髪を結わえて
ペットボトルを運んでいた
ペットボトルの箱の上に
胸が乗ってるから目のやり場に困る…
「あの女の子かわいい」
「胸でかくね…」
「あの女ってたしかバンタン高等学校の……」
ざわざわと聞こえるAちゃんの噂に
僕達は睨んだ
「ジミン、Aを囲もう」
「テヒョンイヒョン、僕がやりましょうか」
「行けじょんぐが」
「え、な、な、なに？えっ？」
Aちゃんを端っこにおいやらせて守る。
Aちゃんを見ていた男子は
僕らの目線に気づき、そそくさと逃げていく
「だからお前ら練習するって言ってるだろー！遊ぶな！」
「俺らは真面目です！」
「なら真面目に練習しろ」
ホソギヒョンから正論をぶつけられたので
仕方なくAちゃんから離れた。
Aちゃんは僕達が
踊っているところを撮影してくれた。
「動きも十分だね
あとは最後のパートを気をつけよう」
Aちゃんを囲んで携帯の動画を見て
確認する。
「みんなかっこいいなぁ」
Aちゃんがふにゃっと笑う
「やっぱり〜？」
テテがいう
「違いますよ俺がかっこいいんです」
「みんなかっこいいです〜笑」
「お前ら、あと30分だぞ」
ユンギ先生がそういうと僕らは
控え室に行き衣装に着替えた。
そして始まった大会。
僕らは会場の席に座り出番を待つ
僕らの出番は最後だった。
ほかのグループもとても上手くて
どんどん緊張が高まる。
優勝すれば 世界大会にも出れるし！
そろそろ順番が来るから
僕らはステージ裏に移動する
「ジミン先輩」
隣に座って僕をよんだAちゃん
「ん、なに？」
音楽が流れているから聞こえずらく、
顔を近づけ 声を聞く
照明が落ちて良く見えないから目を細める
「頑張ってくださいね」
「うん、わかっ……」
Aちゃんの顔が近づく。
そして触れる、唇の感触
「んっ……」
ゆっくり離れる唇。
熱い 体が、熱い
「…優勝するお祈りです」
「…!!」
僕は赤面する。
暗い中 Aちゃんの火照った顔が見えた。
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siam(プロフ) - コミンさん» そうです！主人公ちゃんに惑わされつつも変えていくそんな小説です拙い文章で趣旨を理解してくださるなんて ほんとありがとうございます……！とても嬉しいです。がんばります；； (2018年3月13日 11時) (
レス) id: 73c2604e82 (このIDを非表示/違反報告)
コミン - ジミンちゃんが主人公ちゃんを変えて行くんですよね？！めっちゃ面白いです！毎日更新されているか必ずチェックしてます！ 更新頑張ってください！ふぁいてぃん！！ (2018年3月13日 0時) (レス) id: 1384a18ffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：soyu | 作成日時：2018年3月11日 15時
