25.控え室 ページ26
大会当日。
僕らはナム先生が運転する車に
乗って会場まで行く
助手席にはユンギ先生が
コーヒーを飲みながら 半分寝ている。
僕の隣にはAちゃんが
スケジュール帳を胸に抱きしめて
めちゃくちゃカタカタ震えている
「もしかして
Aが1番緊張してるんじゃないの？」
反対側に座っているテテが
Aちゃんの肩を叩く
「だって、初めてなんですよ、こういうの〜」
「大丈夫 きっとうまくやれる」
「こういうのいっつもナム先生が1番緊張してたよね」
後ろからホソギヒョンが体を乗り出して笑う
「あ〜もうヒョン 狭いから座ってください」
グクが身を乗り出したホソギヒョンを座らせ、
しゅんとするホソギヒョン
「みんな もうすぐ着くよ」
ナム先生がそういうと僕らは
荷物をまとめた。
Aちゃんはうわぁ〜と小さな悲鳴を出しながら
会場を窓から見ている。
「会場、おっきくないですか？」
Aちゃんがびっくりした表情で言う
「いろんな所からダンスチームやらが集まるからな」
いつ起きたか ユンギ先生が眠そうな声で言う
「ユンギヒョンは少しは緊張してください〜」
ホソギヒョンが笑っていると、
会場の駐車場につき、僕達は車から降りた
「よいしょっと」
グクが最後に降りてメンバーを確認する
僕らは3年が2人、
2年が3人、1年が2人の7人メンバー
7人いることを確認して 会場のなかに入る
「えっと 大会が始まるまであと1時間あるから
控え室に荷物を置いて、それから
少し練習時間があります」
Aちゃんがスケジュールを完璧にしてくれている
「ダンスの最終確認しとくか」
「緊張するね」
いや楽しそうだけどテテ
「人がたくさんいるからこういうのは慣れません」
相変わらずの人見知りと裏方希望の
グクがホソギヒョンの横にぴったりくっつく
「グクや〜僕にくっつこ？」
「いやです」
僕を赤ちゃんのような声できゃっきゃっと笑い見る
「うわぁー、可愛くないやつっ」
控え室に入って荷物を置く
「俺たち行くとこあるからお前らはここで待機しとけよ」
ユンギ先生とナム先生が部屋から出ていって
Aちゃんと僕達だけになった。
「男だらけの中に一つだけ華があるからイイなー」
テテがAちゃんに抱きつく
「ねっA」
目をつぶり、キスをしようとするテテ
「テヒョン！！？」
僕は座っていた椅子から立ち上がる
「ふふっ、これから大会なんですから
ダメです」
「大会じゃなくてもダメ！」
「ちぇ」
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siam(プロフ) - コミンさん» そうです！主人公ちゃんに惑わされつつも変えていくそんな小説です拙い文章で趣旨を理解してくださるなんて ほんとありがとうございます……！とても嬉しいです。がんばります；； (2018年3月13日 11時) (
レス) id: 73c2604e82 (このIDを非表示/違反報告)
コミン - ジミンちゃんが主人公ちゃんを変えて行くんですよね？！めっちゃ面白いです！毎日更新されているか必ずチェックしてます！ 更新頑張ってください！ふぁいてぃん！！ (2018年3月13日 0時) (レス) id: 1384a18ffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：soyu | 作成日時：2018年3月11日 15時
