2.事実 ページ3
それから数日後
グクに彼女について聞いてみた。
「えーっと A…さんのこと？
いつも本読んでて地味な子ですけど
どうしたんですか？」
「んー ちょっと図書館にいてね、誰だろって思って」
「と、とにかくその子すごい地味です。
暗いし…」
「そうなんだ…」
かわいいと思うんだけどなあ
でもグク 少し焦ってたような…
あんなに優しいグクがこんな否定的なことを言うなんて
Aちゃんのこと好きなのかな？
Aちゃんのこと言った瞬間
驚いた顔したし 少し怖い表情も含んでいた
嫉妬心を感じたけど…
それはそれでなんか 申し訳ない でも
彼女のあのふわっとした笑顔 でも少し
悲しそうな笑顔に惚れたんだ。
…………
それから夏休み明け。
「べ、別に好きとか言ってないけど」
「バレバレなんですよヒョン笑 Aの事なんですけど」
「 あの子 相当ビッチですよ？ 」
「は？？」
俺は耳を疑った。
あの清楚で落ち着いていて優しそうな子が？？
「それ知ってる。関係なく抱かせてくれるんでしょ？」
「あ、でもお金取られるけど Aは
お金貢いでもいいぐらいかわいいしやばいよ」
テテが笑いながらいった。
「そ、そんな どっからそんな噂が…」
「もうだいたいの男子は関係なく抱いてますよ
夏休み中にちょっと噂出てましたよ？」
「じゃ、じゃあグクも？」
「俺はしてませんよ〜」
ふふっと笑顔になったが…怪しい。
「ジミニヒョン 清楚系でおとなしい子が好みだったのに…
人は見かけによらないですね」
ヘラッ、と笑ったグク
「そんな、」ちょっとショックだった。
話したこともないし1度しかあったことないけど
「でもヒョンいいじゃないですか 抱かせてもらえますよ？」
「僕はやだよ そんな軽はずみに」
「ジミンはまだDTだからグク笑」
「わ、笑うな、絶対にこの人だっていう人としか…！」
「ヒョンは理想が女の子みたいですね笑」
痛いところを突かれたが
昼休みは終わりに近づいていたので、各自教室に戻った。
テテにはAちゃん関連でからかわれたが無視無視。
頭の中はグクが言っていたことがぐるぐると周り、
授業どころではなかった。
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siam(プロフ) - コミンさん» そうです！主人公ちゃんに惑わされつつも変えていくそんな小説です拙い文章で趣旨を理解してくださるなんて ほんとありがとうございます……！とても嬉しいです。がんばります；； (2018年3月13日 11時) (
レス) id: 73c2604e82 (このIDを非表示/違反報告)
コミン - ジミンちゃんが主人公ちゃんを変えて行くんですよね？！めっちゃ面白いです！毎日更新されているか必ずチェックしてます！ 更新頑張ってください！ふぁいてぃん！！ (2018年3月13日 0時) (レス) id: 1384a18ffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：soyu | 作成日時：2018年3月11日 15時
