13. 彼女 ページ14
「なーに、1人で笑ってるんですか ジミン先輩?」
「っうわあ！！？」
後ろから声がして
思わず机から落ちそうになる
「Aちゃん、びっくりした いつのまに……」
窓を開けて窓の縁に肘をついて
にやにやとこちらを見ていた
「ふふ、やっぱり教室誰もいないんで
遊びに来ちゃいました 」
「……男遊びやめてるの？」
「はい、いつも本読んでるけど、
ちょうどその本読み終わってるの忘れてて
違う本持ってくるの忘れたんですよ〜だから暇だからきました」
「本読むの好きなんだね」
「好きです 静かな場所好きですし、
そこで読むのが趣味です」
「へぇ、そうなんだ」
「あのさ」
「図書館にいたよね、Aちゃん」
「？」
首を少し傾げて 僕見るAちゃんに
きゅんときたが話を続けた
「夏休みはじまる前の日に」
「あ、はい 借りた本読んでました」
「その時 僕 Aちゃんのこと見たんだけど、おぼえてる？」
「……うーん、あんまり覚えてないです
その時ちょっと色々あって…」
「そーなんだ なんかあったの？」
「……」
「あっ、聞かない方がいいこと？じゃあ
あんまり聞かないでおく……ごめんね」
「いいえ、大丈夫です すみません」
「お、覚えてないんだろうけど
その時 Aちゃんと目があって
笑ってくれたんだよね」
あれ、何言ってるんだ僕
「…はい」
「僕、その笑顔に 一目惚れしたっていうか…」
「かわいくて、でもなんか寂しそうだった」
思わず 口をついて 言ってしまった
なんであんなに寂しそうな顔をしていたのか気になったから
深入りしちゃいけないのに
「……ジミン先輩」
彼女は俯いてしまった
「ご、ごめ……忘れて」
あぁ僕いっつもなにかいけないことを先走って
言ってない？！ そういうことを直せていけぱぼじみんっ……！！
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siam(プロフ) - コミンさん» そうです！主人公ちゃんに惑わされつつも変えていくそんな小説です拙い文章で趣旨を理解してくださるなんて ほんとありがとうございます……！とても嬉しいです。がんばります；； (2018年3月13日 11時) (
レス) id: 73c2604e82 (このIDを非表示/違反報告)
コミン - ジミンちゃんが主人公ちゃんを変えて行くんですよね？！めっちゃ面白いです！毎日更新されているか必ずチェックしてます！ 更新頑張ってください！ふぁいてぃん！！ (2018年3月13日 0時) (レス) id: 1384a18ffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：soyu | 作成日時：2018年3月11日 15時
