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A「ジュンさんは…」


JN「ジュンでいいですよ。あとタメ口、ね。僕もそうしたいし」




急にそんなことを言われるもんだから、私は少しだけパニックになった。


スター相手に、大丈夫なの?




A「ジュンは…何で活動休止したの?」


JN「……」


A「あっ、ごめんなさい!」




活動休止を報告するあの動画。


理由がふわっとしすぎていて私はモヤモヤしていた。


コメント欄には待ってるよ!といった言葉で溢れていたけど、私は気になって仕方ない。




A「無理に答えなくていいので……」


JN「スランプだよ」


A「えっ?」




カメラの前にいる時だと出てこなさそうな言葉が、ジュンの口から出てきた。




JN「僕ね、作詞作曲も振り付けも、全部自分で考えてるんだ。オリジナリティを追求しようと思って」


A「自主制作ってやつ!」


JN「そうそう。でも最近になって、アイデアが全く浮かばなくなって。ファンの皆はカムバを楽しみにしてくれてる。でも期待に応えられない気がしてきて。自信もなくしちゃってさ。それで活動休止を」


A「負の連鎖ね……」


JN「それで、どっか旅とかすればアイデア出てくるのかなーとか、心のリフレッシュにもなるかなって思ってここに来たんだよ。ニュースにもなってたし」


A「……そういうことだったのね!」


JN「そしたら後輩が追いかけてきたもんだから、びっくり(笑)」




遺跡に来たのは、アイデア探しとリフレッシュの為。


なるほど、点と点が繋がった。


話に花を咲かせているうちに、




SK「お待たせ!」




と、スングァンが戻ってきた。




WN「A、無事だった?例の輩に声掛けられてたって聞いたけど」


A「特に何も!大丈夫です」




ウォヌ先生は遺跡に被害がないかチェックした。




WN「そうか。良かった」


JN「先生!烏滸がましいお願いなんですけど…」


WN「何でしょう?」


JN「また調査に、招待してくれませんか?」




ジュンはきっと、何かしらインスピレーションが欲しいのかな。


そう考えると、私も彼を入れてあげて欲しい。そう思った。


先生の答えは……。




WN「3日後に内部の調査をする予定なので、是非また来てください」

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らん(プロフ) - なななさん» ありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです(^^) (2022年10月16日 21時) (レス) id: 0ecbff2ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ななな - このお話ほんとに面白くて好きです(TT) (2022年10月16日 18時) (レス) @page42 id: 06e77ab537 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らん | 作成日時:2022年9月24日 19時

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