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A「ジュンさん、私に何か用ですか?」
カフェの前で3人。
ジュンさんは地味な格好をして、伊達メガネをかけて帽子を被っている。きっと変装だろう。
JN「これをあげようと思いまして」
彼の手に握られていたものは、少しだけボロいがとてもオシャレなネックレス。
A「それは…?」
JN「遺跡をうろうろしてたら、拾いました」
A「…え?」
SK「え?」
JN「…ん?え?」
それって、もしかして…。
A「これ…発掘品じゃないですか!」
余りにも衝撃で、つい大声が出てしまう。
A「何で早く渡さなかったんですか!」
JN「いやあ、渡したい人がいましてね」
SK「渡したい人?」
JN「貴方ですよ、Aさん」
A「……はい?」
この人は…一体何を言っている?
動画を見た限り、ぽわぽわしてて可愛い印象だったのに…?
A「いや、あの…やめてくださいよ」
SK「じゃあ!僕が受け取りましょう!」
JN「僕は彼女に渡したい」
SK「……」
第一、これはあくまで発掘品なのであって、彼のものではない。
かなり貴重な物だ、これを一体何だと思っているのだろうか。
考古学者としての血が騒ぐ。
A「貴方からは…受け取りません…」
私は何故か、無意識に宮殿の方へと走って行った。
SK「あ!ヌナ!…んも〜!アンタのせいだよ?!一緒に追いかけましょ!」
JN「…Aさん!」
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らん(プロフ) - なななさん» ありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです(^^) (2022年10月16日 21時) (レス) id: 0ecbff2ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ななな - このお話ほんとに面白くて好きです(TT) (2022年10月16日 18時) (レス) @page42 id: 06e77ab537 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らん | 作成日時:2022年9月24日 19時