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思ったことがありすぎて、ついベラベラ喋ってしまった。
私がここに拉致られるまで、ジュンは誰かに攫われたなんてことは一回もなかった。
というのも、ウォヌ先生が半ば軟禁状態(言い方が悪いけど)にしていてほぼ家から出さなかったってのもあるかもしれない。
でも裏を返せば、スンチョルさん側は先生の家に侵入してまでジュンを攫うことも出来たはずだ(セキュリティ面は置いといて)
なのに何故、ここまで安全に過ごすことが出来たのか。
私たちからすれば、都合が良すぎないか？
するとスンチョルさんは、暫く俯いた後私の両肩を突然ガシッと掴み、至近距離で顔を見つめた。
びっくりしすぎて変な声が出た。
彼の目には、若干……涙？
SC「俺だって！！！俺だって頑張ったんだよ！！！あいつが欲しくて色んなとこ探して！！！でもあいつが一人の時なんて全くなかったんだよ！！！」
何何何！怖っ！
さっきの笑みは何だったの？！
情緒不安定か？
SC「俺は知ってた……ウォヌの家にあの子がいたことを…でも…でも……」
A「でも……？」
SC「ウォヌの前でそんなこと…出来ないんだ……」
A「はい…？？？」
そこの2人、そんな深い関係があるの？
一体何なの？
すると部屋中に、警報音が鳴った。
本日２回目のびっくり。寿命何年縮んだかな。
部下の一人がやってきて「ボス、侵入者が！」と言った。
スンチョルさんは涙を拭いて、
SC「そこで暫く寝ておいて」
と言ってどこかへ行った。
ボーッとしていると、裏の方がドーン！というような音が鳴った。
次は何？！
走るような足音。しかも複数人いるような感じ。
私はそれを見た瞬間、安堵のため息をついた。
JN「A！無事か？！」
DK「ヌナァ！！」
A「東君様！それにドギョムくん！」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
JN『私だ、聞こえるか？』
MH『東君様、珍しいですね。どうしました？』
JN『そこに2人はいるか？』
MH『はい、勿論』
JN『皆に聞こえるようにしてくれ』
／
JN『たった今、Aが何者かに攫われた。私と教官殿で救出に向かいたいが、お前たちに応援を願いたい。出来るか？』
DK『ええ？！？！誘拐？！誰に？！？！』
MG『きっとあの人だ、ジュニヒョン捕まえようとしてた人！』
MH『多分ヌナと引き換えにヒョンを…って感じかも』
JN『私からの願いだ。どうか…頼む』
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らん(プロフ) - なななさん» ありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです(^^) (2022年10月16日 21時) (
レス) id: 0ecbff2ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ななな - このお話ほんとに面白くて好きです(TT) (2022年10月16日 18時) (レス) @page42 id: 06e77ab537 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らん | 作成日時：2022年9月24日 19時
