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久しぶりのお外での仕事。
夜遅くに帰ってくると、スマホが鳴った。
相手はジュンだけど、時間帯的には……。
A『もしもし？』
JN『ああ、Aか？』
東君様からだ。
電話でこうやって話すの、何気初めてじゃない？
A『珍しいね。電話掛けてくるなんて』
JN『中々会えぬからな。それに、少し聞きたいことがある』
A『聞きたいこと？』
JN『そなたはジュンのこと、どう思っているのだ？』
A『……？』
どう思っている。
彼からそんなことを聞かれるとは思ってもいなくて、とても動揺した。
何て言えばいいのだろう。
JN『このことは内密にする。正直に申してみよ』
A『……こう、守りたくなったって、感じ…？かな？』
JN『守りたくなった？』
悩みを吐き出したことは内緒にしてくれと言われたので、やんわりとした返事をする。
A『ジュン、とても繊細な子だからさ』
JN『ああ…』
A『私が、守らなきゃって…』
JN『A』
A『ん？』
JN『私と一緒にいて、楽しくはないか？』
A『はい？』
JN『いや、何でもない……ただの独り言だ』
A『東君様』
JN『…何だ？』
A『……姫巫女さんのこと、恋しくないですか？』
JN『……』
少しだけ思い空気が流れる。
暫くの間沈黙が流れていると、インターホンの音が鳴った。
宅配？でもそもそもこんな夜遅くに来ないよね？
A『あっ、東君様ごめんなさい。誰か来たみたいだから切るね』
JN『そうか、分かった。夜分遅くにすまなかった』
A『いえいえ、また近いうちに会いましょう』
私はそう言い残して、電話を切った。
そして玄関に向かう。
A『はい、どちら様でしょ……』
意識がプツンと途切れた。
そこから先は、何も覚えていない。
／
SC「連れて来た？あんまり乱暴はしちゃダメだからね〜？」
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Happy Jeonghan Day!
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らん(プロフ) - なななさん» ありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです(^^) (2022年10月16日 21時) (
レス) id: 0ecbff2ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ななな - このお話ほんとに面白くて好きです(TT) (2022年10月16日 18時) (レス) @page42 id: 06e77ab537 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らん | 作成日時：2022年9月24日 19時
