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ウォヌ先生から、「ジュンは屋上のテラスでゆっくりしてる」と告げられた。
A「もはや居候ですね、ジュン」
WN「まあまあ。彼の安全の為だよ」
てか夜に会いたいって言われたけど、本当に夜で良かったの？
そんなことを気にしつつも、先生はテラスの入口まで案内してくれた。
戸を開ければ、ジュンの姿。
何か、彼って普段だと猫背なのに。
東君モードになると背筋ピーン！なのよね。
王子の風格があるというか何と言うか。
JN「Aか？」
A「っ…！」
ジュンは振り向いてもなければ、私はそんなに大きな音を立ててもいない。
気配で気付いたのかな？少しだけびっくりした。
JN「あいつ、夜になると私が出てくることをすっかり忘れてそなたと夜に会う約束をしていたぞ」
A「ちょっとポンコツなのよ、許してあげて(笑)」
ジュン、マジでそういうとこ……。
私は段々彼に近寄って行く。
「座って良いぞ」と言われたので隣に座る。
JN「ジュンからとある物を預かっている」
A「おぉ？」
JN「何やら私と協力して音を紡ぎたいとな」
A「あー、あの時言ってたやつか」
JN「これを」
A「？」
東君様から渡されたのは、ジュンのスマホ。
音楽ソフトのアプリを使って作曲をしたらしい。
それを受け取って、再生してみる。
幻想的な音色の中に、少しだけどアレンジが加わっているような感じがした。
"ジュンらしさ"を取り入れたのだろうか。
A「マジで神曲じゃん！鬼リピだわ！」
JN「……かみ、きょく？おに、りぴ？」
A「あ……」
思わずテンションが上がったが故に反射的に出てきた言葉。
そうだ……若者言葉なんて……東君様はさっぱり分からないんだった……。
A「とてもいい曲だから、何回も聴きたくなるってこと」
JN「なるほど」
A「着々と現代人に近付いてってますね！」
JN「教官殿やそなたのお陰だ」
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らん(プロフ) - なななさん» ありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです(^^) (2022年10月16日 21時) (
レス) id: 0ecbff2ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ななな - このお話ほんとに面白くて好きです(TT) (2022年10月16日 18時) (レス) @page42 id: 06e77ab537 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らん | 作成日時：2022年9月24日 19時
