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休憩を終えてゆっくりゆっくりと階段を登り、地上へと戻ってきた。
やっと戻ってきたのは良かったけど……。
「いましたよ、ボス」という声がした。
見知らぬ人が数人。そして、あの時見た顔。
A「貴方は……」
SC「やぁ。またお会い出来て光栄です」
SK「もう来んなって言っただろ！」
スングァンが声を荒らげて言った。
するとジュンが私の手を離し、スンチョルさんの真ん前に立った。
JN「何者だ！」
SK「東君さん危ないって…！」
DK「この人たちは？」
WN「ん？やばい人です」
ウォヌ先生のざっくりとした答え。
JN「そなた、とても黒いな」
SC「……はい？」
JN「こんなにも真っ黒な人間は初めて見た……」
目を瞑りながら彼はそう呟く。
多分オーラが真っ黒だってことを言いたいのかな？
MG「分かるんですか？」
JN「ああ…とてもドス黒い……」
SC「……君、もしかして…人間じゃないな？」
あ、やばい。
気付かれたかもしれない。
だけどスンチョルさんは徐々に明るい表情を浮かべていった。
SC「少し聞きたいことがある。僕の会社まで来てもらおうか」
JN「私は宮殿に帰る」
SC「俺の指示に従うんだ」
JN「人間の指図は受けない」
SC「おい、捕らえろ！」
彼が部下らしき人達に命令をする。
やばい！捕まっちゃう！と思ったその時。
ジュンは片手を前に出した。
すると彼らの動きがピタッと時が止まったかのように静止した。
神様…凄すぎるでしょ…！
JN「走れ！」
彼が私たちの方を向いてそう叫んだ。
ジュンが彼らの動きを止めている隙に、私たちは一目散に走った。
そして彼も、少し遅れて私たちと一緒にやってきた。
／
SC「彼は……ただの天才じゃない……！あれは、神を超越した存在だ……！」
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らん(プロフ) - なななさん» ありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです(^^) (2022年10月16日 21時) (
レス) id: 0ecbff2ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ななな - このお話ほんとに面白くて好きです(TT) (2022年10月16日 18時) (レス) @page42 id: 06e77ab537 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らん | 作成日時：2022年9月24日 19時
