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バケツの前に座って話しかける。




『私と話せるの?』


「「はいっ/うん!」」




ぐっは、可愛いなオイ。







『私、一之瀬A。君たちは?』


「僕はジェイド・リーチと言いますっ」


「オレ、フロイド・リーチ〜」




ニッコニコしながら名前を教えてくれる2人…いや2匹。


っていうか外国人みたいな名前だな。


もしかしてどっかの海から漂流しちゃった感じか?


いやでもそれだったら布団に落ちてはこないか。







『いい名前だね!
 あなたたちは兄弟なの?』


「双子です」


「いぇーい」




やっぱり双子っ…!!


そりゃそうだよね!だって何もかも左右対称だもんね!納得!!







「Aしゃん、ここはどこですか?」




………!?!?!?




おいおいおいおい、待ってくれ。


なんだその絶妙な滑舌は。


そのビジュアルに加えてあの滑舌?もう素晴らしい以外のなんだろね。




「…Aしゃん?」


「アハ、Aちゃー固まってるぅ」




………!!!!!??????




あー私死んだかな。


もう死んでもいいや。


こっちもその滑舌かよ、ってか呼び方違うのなに。好き。







『…あ、ごめん。
 もう一回言ってくれないかな』




恥ずかしいぜまったく。


こっっっっっっんな可愛い子に二回言わせるとかもう終わってますよねすみません。




「ここ、どこですか?」


『あー、えっとね。
 ここは日本だよ!』


「「………に?」」


『に ほ ん』


「「に…ほ…ん………?」」




あれ、もしかして日本わかんない?

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作者名:A.M. x他1人 | 作成日時:2021年8月31日 20時

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