愛してるが聞こえない！ (ページ3)

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だってさページ3

｢本当に懲りないよね、逆にすげぇよ。｣

半ば引きずられながら教室に戻る時にスニョンが言った。

｢いや、俺もジュンもそんなに好きなら告白すればいいじゃんって言ったけどさ？限度があるじゃん？｣

とスニョンがまた言う。

｢まぁ、でもちょっとは仲良くなれたみたいだし？｣

すかさずジュンがフォローしてくれる。

｢そうなの！やっぱ他から見ても仲良くなってるように見える？｣

うん、きっとそだよ、仲良くなれてる、と自分に言い聞かせる。

｢はぁ、もういいや頑張れよ。｣

ため息をついた後、スニョンは呆れたように言った。

｢だって好きだからしょうがないじゃん。｣

とため息をついたスニョンをちょっと睨みつつ言う。

｢ジョンハン先輩じゃなくてイケメンなら、お前のすぐ近くにいるだろ、俺とかジュンとか。｣

と満面の笑みで言うスニョン。

スニョンもジュンもかっこいい方だと幼馴染の私でも思う。

でも、違うんだよ。

ジョンハン先輩のあの大人っぽい感じ！

あれは好きになる要素しかない。