愛してるが聞こえない！ (ページ2)

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それからページ2

入学式から１ヶ月、

｢好きです先輩！｣

その先輩、ジョンハン先輩に朝告白するのが恒例行事になった。

最初の1週間までだったなぁ、恥ずかしいって思ってたのは。としみじみ思う。

今はもう恥ずかしさなど感じない賢者モードに入った。

最初は笑顔でごめんね、君のこと知らないからと言ってくれていたジョンハン先輩も、

｢また来たの？無理って言ってんじゃん。｣

と面倒くさそうな顔をする。

いつもならこれで引くところだが、今日は違う！

名前を覚えてもらうために来たのだ！

私は制服の胸元に着いている名札を指さしながら、

｢キム A！16歳です！｣

と言った。

｢へー、そうなんだ、｣

うっす！反応、うっす！

でも好きだからそれさえかっこよく思える。

｢もう、A帰るよ！｣

スニョンとジュンが来た。

｢いつもこいつが迷惑かけてすんません。｣

｢いえいえ｣

さっきまでとは違い、笑顔で答えるジョンハン先輩。

私にもその笑顔見せてよ！