悪人狩り 第1話 ページ1
キーコーカーコンキーコーカーコンと終わりのチャイムが鳴り渡る。
生徒「起立。礼」
【さようなら】
先生「さようなら。お前ら、気お付けて帰れよ」
先生はそう言って教室を出ていった。
「美咲、一緒に帰ろ」
小さい頃からの大親友の渚 美和子。
美咲「うん!」
◇
◆
◇
◆
◇
◆
美和子「じゃあ、また明日ね♪」
美咲「うん。また明日」
美咲と美和子は、別れた。
美咲「今日 先生やたらと嬉しそうに帰ってたな〜」
一人でぶつぶつと話していた。
すると
コツコツと美咲のではない足音がした。
美咲は、それに築き速く歩いた。
しかし、足音もつられて速くなった。
美咲(もう、誰よ!!)
だんだん美咲の足は早足になった。
美咲(あそこを曲がれば家だ!)
だんだん足を速くする美咲
すると
ガクっと足をくじいて転けてしまった。
美咲(いた〜い)
美咲が立とうとしたその時
「ククク」っと誰かが笑っている声がした
美咲は、声がした方を見た。
そこには、赤い服にジーパン 顔にはマスクにサングラス 手には刃物を持って男が立っていた。
美咲(この人...今日のニュースで...10人の女子高校生を襲った)
美咲は、恐怖のあまり腰を抜かしてしまった。
声も出ない美咲
刃物を持った男は、笑いながら「お前で11人目だぁ」っと言い美咲に刃物を下ろした。
美咲(もう....だめ...)
美咲は目を閉じた...すると
カァカァカァっとカラスの鳴き声それと同時に「痛て 痛て」っと男の声がした。
美咲は目をうっすらと開けた。
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作者名:にゃご先生 | 作成日時:2015年8月14日 21時