続き ページ29
＠川島 如恵留
ちゃかが、舞台裏の方に行ったのを確認して
閑也には、無茶ぶりだったけど
少しの間、お客さんの気を
閑也の笑いの方に、集める。
時間はどれくらいかかってしまうだろう。
そんな心配が、心の隅にあったけど
その心配は必要なかった。
直ぐに、ちゃかが、走ってくる。
俺と目が合うと、今度は、ちゃかが頷いた。
川島「しーくん、ありがとう」
吉澤「うん」
そして、俺たちは、曲の立ち位置に着いた。
ライブが終わって、舞台裏に行く。
川島「ちゃか、大丈夫だった？」
宮近「うん…だけど、今は、ちょっと…辛い」
七五三掛「じゃあ、水飲んだら、楽屋で少し寝よう。
確か、松松の楽屋は、ソファがあった気がする」
松倉「俺たちの楽屋なら、好きに使っていいよ」
宮近「ごめんね」
ちゃかが、申し訳なさそうに答える。
だけど、まつくは、気にしていない様子で
気にしないで、といった。
こういう時は、助け合いだ。
川島「じゃあ、ちゃか」
ちゃかの背中に、腕を回して
ちゃかを支えるように歩きながら、楽屋へ向かった。
川島「じゃあ、寝ててね」
宮近「うん、ごめん」
川島「謝らないでよ」
そして、俺は、楽屋を出た。
シャワーを浴びて、松松の楽屋に戻った時には
しめちゃんと、元太、そして海人が
ちゃかの周りにいた。
宮近「ねぇ、迷惑かけてごめんね」
中村「大丈夫だって。宮近が、舞台裏に一旦はけた時は
閑也が、スベッてくれたし、ね」
丁度、楽屋に入って来た閑也に、海人が問いかける。
吉澤「俺は、スベッてないからな」
宮近「まぁ、どっちにしろ、ありがとう、閑也」
そう言うと、ちょっと、照れくさそうに、視線をまつくへ移す。
元々ピンク色だった頬が、更に、ピンクになった。
松倉「でも、よく頑張ったよ。ちゃか」
宮近「まつくもありがとう」
松倉「いや〜」
松田「俺には？」
宮近「元太も、助けてくれてありがとう」
元太と海斗も、ちゃかに「ありがとう」と言われて
同時に笑顔になった。
やっぱり松松かよ、と言いたくなってしまう自分を抑えて
ちゃかに言う。
川島「ちゃかも、俺たちのこと考えてくれてありがと」
宮近「でも、最初、如恵留が言ってくれたから、俺も、耐えられた」
この楽屋には、たくさんのありがとうで、溢れた。
作間龍斗 肺炎 名無し93259号さんリクエスト →←宮近海斗 体調不良 れんげさんリクエスト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 246人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あい(プロフ) - ありがとうございます(^o^)楽しみにお待ちしてます☆ (2019年11月23日 23時) (
レス) id: 836a232359 (このIDを非表示/違反報告)
紡ぎ糸 - あいさん» 了解です！二つとも、書かせていただきます！ (2019年11月23日 19時) (レス) id: f3cd696ec9 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 出来ればもう1つお願いします。潤くんがちょっと体を絞ろうとダイエットしてたら頑張り過ぎてしまって拒食症みたいな感じになって目眩などがするなか仕事してたけどダウンしちゃう話が読みたいです。 (2019年11月23日 8時) (レス) id: 836a232359 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - こんにちは、嵐の潤くんがコンサートの準備で忙しくて体調崩すけど隠してて倒れてしまって翔くんが看病するみたいな話が読みたいです☆ (2019年11月23日 8時) (レス) id: 836a232359 (このIDを非表示/違反報告)
紡ぎ糸 - はるきさん» 了解です。今回も詳しく、ありがとうございます。 (2019年11月22日 19時) (レス) id: f3cd696ec9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紡ぎ糸 | 作成日時：2019年9月26日 20時
