魔界の英雄が戻って来ました！ (ページ9)

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２人「「それについて、ごめんなさい/すまなかった。」」
アスモデウス「……は？」
『確かに、本来言うはずだった主席のアスモデウス・アリスの言葉を奪ってしまったことに、
深く謝罪する。』
海斗「ごめんなさい。でも、わざわざ其れを望んでいません。」
２人「「それを確認もなしに俺/僕の兄妹達に手を出しておいて、
何かあったら分かりますよね/分かるよな？」」ｷﾞﾛｯ
アスモデウス「ｿﾞｸｯ)とにかく、晴れ舞台を汚された私には…………君達が優秀な悪魔かを確かめる権利がある！なぁ！？」

そう言うと、多くの観衆がいた。
面倒くせぇな。

観衆「「「オォォォォォォォォォォォォォ！！！」」」
美空「い、いつの間にこんなギャラリーが…………ッ！？」
アスモデウス「私が呼んだ。さあ、この衆人環視の下…………
私よりも実力が上だということを証明してみろ！その身をもって！！」

ドォンッ！

「中庭で主席と特待生達が殺し合いだってよ！」
「面白そうだな！どっちが死ぬかな！？」
「お～、やってるやってる！」
「流石はアスモデウスだな！火球をあんなに操れる新入生いねぇよ！」
「特待生達の方は風下だし隠れる場所も少ない、自分に有利な条件で公開処刑ってことか！！」

ドォンッ！ドォン！！！

「エッグーイ！痺れるぜ！！」
「ヒュー！」
「いやでもさぁ…………全然、当たってなくね？」

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アスモデウス「なんっきっ貴様ら…………何故当たらない………！？」
全員「「「「「「「「「「そう言われても。」」」」」」」」」」ピンピン

《約２０分間、彼等は攻撃を避け続けていた。
何故なら彼等は前世、この魔界を救った“英雄”１０人なのだから。
これぐらいの攻撃は普通に避けれるのだ。》

「特待生達、凄ぇなぁ！」
アスモデウス「………」ﾋﾟｸｯ
「まだ１回も攻撃してないぜ。」
「え、何？手を出すまでもないってこと？」
アスモデウス「私など…………攻撃に値しないと言うことかッ」ﾋﾟｸｯﾋﾟｸｯ
男全員(海斗を除く)「「「「「あ、これ攻撃して良かったの/か？」」」」」
美空「(海斗兄さんと二葉姉さんと比べて)私なんか、虫ケラみたいなモノだから。」
２人「『美空は虫ケラじゃないから(じゃねぇぞ)。』」