魔界の英雄が戻って来ました！ (ページ8)

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《禁忌呪文：読み上げるだけで魔術が発動する。“ハイリスク”でほとんど博打みたいな呪文。
“しくると死ぬ”》

知っていた兄妹「「「「「「「…………。」」」」」」」

奏「そ、そんなっ！危険なものとは。」

教師「本当にクレイジーで、最っ高に楽しかったよ！」ｸﾞｯ

３馬鹿「「「(え、えェェェェェェェェェェェェェ！？！？！？)」」」

教師「“アレ”を唱えるのは、よほどの物知らず(バカ)か命知らず(戦士)と言われてますから。」

３馬鹿「「「………」」」←物知らず(バカ)

そう言うと、辺りの生徒達が『将来有望だ！』とか『爆散も見たかった』と言ったのは言うまでもない。奏、獅音、美空は『成功したらどうなる？』と聞いたら、
『その日、１日は転ばない』とアッサリ答えた。
そして、あっという間に閉会した。

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「凄かったな～」
「カッコいい！」

桃髪「………」ギリッ

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二葉ＳＩＤＥ～

海斗「はァ(散々だった…………兎に角、サリバン様に物申さなければ)」
「お、海斗と二葉達だぞ！」
『全く、何処行っても休める場所はねぇのか………』ｲﾗｲﾗ

海斗「ま、まあまあ。」
雷斗「悪気はないと思う。」
秀達「確かに。」
？「おい。」
全員「「「「「「「「「「はい？」」」」」」」」」」

▶▶中庭▶▶

海斗「(断らずに着いてきたけど、良かったのかな？)」
？「……」ブツブツ

ドガァンッ！！

海斗「うわぁっ！？」
『いきなり、何をするんだテメェ！！』
アスモデウス「私の名は“アスモデウス”。
さっきの入学式で代表の挨拶を“するはずだった”者だ………」

《“アスモデウス・アリス”。
火炎系魔術を得意とする悪魔。破壊と美徳を司る家系で礼儀を重んじ、
侮辱されると即プッツンする。》

アスモデウス「先程の挨拶、君達の抜擢されたのは明らかに理事長の依怙贔屓だ！
呪文も理事長の入れ知恵のパフォーマンスだろう？私は………実に悔しい………ッ！
折角………せっかく今日の為に制服も新調したというのに………ッ！！」