魔界の英雄が戻って来ました！

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海斗ＳＩＤＥ〜


サリバン様こと、お爺ちゃんはビデオを回していた。


全員「「「「「「「「「「(やっぱりィィィィィィィィィ！！！)」」」」」」」」」」


教師「海斗君、二葉さん、雷斗君、秀君、奏さん、獅音君、美空さん、春香さん、累君、
蓮さん！壇上へ！！」


３馬鹿「「「………(-_-)」」」ﾁｰﾝ


二葉「おい、サッサと行くぞ。」

そう言って、二葉は奏と獅音、美空を無理矢理連れて行った。
雷斗達もヤレヤレという顔で二葉と僕の後ろに並び歩く。












ｻﾞｯ


モブ１「おぉっ本物だ。写真と同じ。」
モブ２「皆、チビっちぇ〜な。
強いのか？」
モブ３「バーか、理事長の孫だぞ？強いに決まってんだろ。
あそこを見ろよ、この観衆を前で微動だにしないぞ？」
モブ４「それにしてもう、美しい。」
モブ５「それに蒼髪の女と紫髪の男、めっちゃカッコよくね？」
モブ６「マジそれな。
他の奴等も顔面偏差値、高ぇしよ。」







「(や、ヤバい。昨日、驚きすぎて何も考えていなかった！)」


サリバン「……。」ﾁｮｲﾁｮｲ


全員「「「「「「「「「「(これを読めと/読んでと？)あべるはぅけ」」」」」」」」」」


教師＆生徒「「………」」ピク


全員「「「「「「「「「「たるとぅだり、いうさべべ」」」」」」」」」」


教師＆生徒「「………」」ｺﾞｸｯ………ｼ……ﾝ


美空「(あ、あれ？)」


獅音「(え、コレってヤバいモン言われさせられてんのか？)」


全員「「「「「「「「「「りすとぅる、あぶるぜ」」」」」」」」」」


教師＆生徒「「………」」ﾋﾟﾘﾋﾟﾘ


奏「(なんか、空気変わった？)」


全員「「「「「「「「「「(するとぅまぬ、あべるげ、
うるまほらば、つれざざ)」」」」」」」」」」


教師＆生徒「「………」」ｼｰﾝ

これって、アレじゃん！
禁術の！！













全生徒「「「「ウォォォォォォォォォォォォォッ！！！」」」」


奏「え、え！？」


獅音「ンだよ！」


美空「どゆこと？！」


一瞬、静かだったが歓声ドッと体育館に響いた。
まあ、理由がアレだからね。
そこへ教師が僕達の前に現れた。

















教師「ちょっと君達！駄目じゃないか、【禁忌呪文】を唱えたら！！」


美空「え、禁忌呪文？」


教師「禁忌呪文は噛んだり、読み間違えただけで四肢が爆散するんだぞ！常識だろ！！」


３馬鹿「「「初耳なんだけど/が！！？」」」

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