魔界の英雄が戻って来ました！

第９話　みんなで“魔術授業”！ ページ47

春香ＳＩＤＥ〜



ガタンコトン……

『(どうも、私の名前は鈴木春香です。
６０年前に魔界で活躍した英雄の１人、ドリーム・Ｄ・ハルカです。
どうやら死んだ後、兄さん達と同じ人間界に生まれた前世悪魔の記憶を持った人間です。
超絶アホな両親によって“悪魔”に売られ、悪魔学校に通うことに………。)』




「人間丸ごと我らの喰い物〜(効果)♪」
「人間てうまいのかなぁ」
「はぁ？お前まだ、人間とか信じてんのかよ。ガキだな〜」




『(しかし、魔界での人間は珍しい存在で、
もし人間だとバレたら………一体どんな目にあうか………大人しく生きていこう。
私と蓮、累は絶対に目立ってはいけないのだ！！)』








ババーン

オペラ「海斗様と二葉様、雷斗様、秀様、
奏様、獅音様、美空様、春香様、蓮様、累様のおなーりー！！」
全員「「………」」ﾋﾞｸｯ
『(オペラさん！？)』








バサッ

オペラ「どうぞ」
春香「いや、どうぞじゃないでしょッ！！！」
蓮「あの、目立ちたくないので。」
累「何してくれてんですか！」
サリバン「はい、鞄！と、皆の専用電話を買っちゃった♡」ﾄﾞｰﾝ


《悪魔学校
理事長サリバン。海斗、二葉達を孫のように溺愛中》





ザワザワッ

サリバン「いつでもかけてね！あれっ、皆は？」
蓮「(サリバン様、すみません)」
累「(あんまり、目立ちたくないので)」
『(これ以上、変に目立ちたくない！)』

私と蓮と累が隠れて、その場を去ろうとしたとき、








アスモデウス「海斗様と二葉様！」
海斗「あ、アズ君！」
二葉「おはよう、アズ。」

《学年主席アスモデウス・アリス》




アスモデウス「流石です！素晴らしい登校でした！！」ﾍﾟｯｶー
３人「「『(眩しい)』」」
クララ「ドーン！！」

クララちゃんは、アスモデウスに突進した。






クララ「お早う海斗ちと二葉ち、
雷斗ち、秀ち、奏ち、獅音ち、美空ち、春香ち、蓮ち、累ち！ヒャッヒャッ」

《学年首珍獣ウァラク・クララ》




アスモデウス「何をするか貴様！」
クララ「ヒャヒャヒャッ」
オペラ「絨毯、返して下さい。」
サリバン「海斗くーん、二葉ちゃーん、
雷斗くーん、秀くーん、奏ちゃーん、獅音くーん、美空ちゃーん、
春香ちゃーん、蓮くーん、累くーん！」

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