魔界の英雄が戻って来ました！

第８話　悪食の指輪 ページ43

《よく分かるランク早見表
悪魔界の縮図(ピラミッド)


１０(ヨド)とても凄い
　９(テト)
　８(ケト)
　７(ザイン)
　６(ヴァウ)
　５(へー) 凄い
　４(ダレス)
　３(ギメル)まあ凄い
　２(ベト)
　１(アレフ) ヤバい(虫ケラ？)》





――――１年Ａ組(アブノーマル)ランク発表


アスモデウス「………。」
「おおおぉぉッ！」
リード「４(ダレス)だ！！」
カムイ「１年なら普通は１(アレフ)、もしくは２(ベト)なのに。」
リード「さっすが、入試主席………！」
カルエゴ「(まあ、妥当だな。
しかし、他も意外と悪くない。)」




《“３(ギメル)”アンドロ・Ｍ・ジャズ》


ジャズ「……」ｷﾗｷﾗ
リード「おぉ〜」




《“２(ベト)”クロケル・ケロリ、
プルソン・ソイ》

ケロリ「……」汗
ソイ「……」





《“３(ギメル)”ウァラク・クララ》


ててーん

クララ「……」
アスモデウス「まてまてまてまて！何故貴様が“３(ギメル)”なのだ！？おかしいだろ！！」
クララ「ﾋﾟｸｯ)控えおろう！！」くわっ
アスモデウス「私の方が高位階(ハイランク)だ、バカモノ！！」
カルエゴ「試験(レース)９位だからな………運も実力のうちか。」
クララ「フッフー」
アスモデウス「ぐぅぅ、釈然とせん！！」←９位





――――それを遠くから見ている者達


リード「元気だな〜、海斗君と二葉ちゃん軍は。」
ジャズ「なー。海斗君と二葉ちゃんは何のバッチを引くのかねぇ。」
エリザベッタ「“５(へー)”とか？素敵！」
カムイ「そんな貴方も素敵です！」
ガープ「まさか」
リード「アハハハ。でも、また変な物を出したりしてな――――」



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


ジャズ「指輪？
………というか。」




海斗「え、これって。」
二葉「文献に載ってた悪食の指輪だよな。
ぐぐぐぐぐぐ)は・ず・れ・ね・えぇ！！」
海斗「あの、これ。」
全員「「……」」ﾋﾞｸｯ

兄さんは左手に、姉さんは右手に黄金の指輪を嵌められていた。
そして兄さんと姉さんが皆に近づこうとするが逃げていく。

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