魔界の英雄が戻って来ました！ (ページ42)

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スッ

雷斗「……。」←６(ヴァウ)
秀「………。」←６(ヴァウ)
奏「あっ」←５(へー)
獅音「チッ、負けた。」←５(へー)
美空「えぇ～」←５(へー)
春香「まあ、仕方ないか」←４(ダレス)
蓮「うんうん」←４(ダレス)
累「……そうだな。」←４(ダレス)

リード「凄ぇ！１年で６(ヴァウ)、５(へー)、４(ダレス)とか。」
ジャズ「そうだな。」
ガープ「でも、元英雄でござるし！」
エリザベッタ「それが妥当よねぇ～。」
アスモデウス「………。」
カルエゴ「チッ、まあ妥当と言えば妥当だ。」

まあ１年で、４(ダレス)、５(へー)、６(ヴァウ)とかを取らないだろうし。
普通は。
次は兄さんと姉さんの番か。

リード「おっ、海斗君と二葉ちゃんだ！
また変な物を出したりして。」
ジャズ「あー、使い魔先生とか？」
カルエゴ「オイ、殺すぞ。ランク袋鳥は厳粛正確。
どんなことがあろうと決して動じぬわ。

――――この数百年間、鳴いたことすら無………」

袋鳥「ギィエェェェェェェェッッ」
カルエゴ「鳴いた！？」
海斗「えっ！？」
二葉「あ、おいッ！」
袋鳥「ギェ―ギェーッ！」ﾊﾞｻﾊﾞｻｯ

兄さんと姉さんがバッチを取ろうとしたところ、袋鳥が鳴き出し空へと飛んでいった。

海斗「あぁッ！まだ僕、バッチ取ってないよ！！」
二葉「はァ。」
ガープ「えっ」
クララ「………海斗ち、二葉ち。それ………何？」

・・・・・・・

兄上「魔王予言の書。
いいかサブロ。
魔王様の席は今、空席だが予言の悪魔が次の魔王様がどんな御二方か予言しているんだ。
よし、じゃあ最初から読むぞ。

――――彼の者。“あまねく種族”を配下に収め、“血の契約”を結び“万物を癒やし”賜う。
彼等は“異郷”より舞い降りて右手と左手に黄金(ソロモン)の指輪を宿す。」

・・・・・・・