魔界の英雄が戻って来ました！ (ページ5)

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雷斗ＳＩＤＥ～

海斗「おぉ～！
なんか、バビルスに通うの何百年ぶりだろね！！」

二葉「さあな。」

《悪魔学校(バビルス)》

奏「相変わらずデカいな～」

獅音「テメェの腹もな。」

奏「喧しい！」

美空「まあまあ、二人とも此処は落ち着いて。」

サリバン「海斗君！二葉ちゃん！雷斗君！秀君！奏ちゃん！獅音君！美空ちゃん！
春香ちゃん！累君！蓮君！写真写真！！」

サリバン様………いや“お爺ちゃん”が写真を一緒に撮ろうと言ってくる。
いつも五月蠅い、三馬鹿が黙った。

サリバン「イェーイ！」

全員「「「「「「「「「「い、イェーイ。」」」」」」」」」」カシャッ

カメラのシャッター音がした。
そして写真を撮った後、俺等は空いている椅子へと座った。
だが、

ｽﾞｩｰﾝ

「(凄く浮いているが………)」

周りの奴等は、俺等よりも遙かに図体がデカい。
これから、目立たないようにと思うが絶対無理だろコレ。

教師「起立！校歌斉唱！！」

生徒達「「「人間丸々～我等の食い物
魂・血と肉残さず啜れ～♪」」」

「(いつ聞いてもヤバいだろうが)」

二葉「なあ、何か嫌な予感しねぇか？」

海斗「あはは、実は僕もだよ。」

とまあ、兄さんと姉さんも言っているが三馬鹿は何かよく分かっていないらしい。
俺と秀、春香、累に蓮は兄さんと姉さんの言葉に察している。

教師「えー、続きまして理事長挨拶………」

サリバン「海斗くーん、二葉ちゃーん、雷斗くーん、秀くーん、奏ちゃーん、獅音くーん、
美空ちゃーん、春香ちゃーん、累くーん、蓮くーん！
お爺ちゃんだよ～！！」

察した者「「「「「「「(やっぱり)」」」」」」」

察してない者「「「(え、嘘でしょ/だろ！？！？！？)」」」

壇上に朝、皆で写真を撮ったお爺ちゃんが持っていた。
そして俺等に向かって手を振っている。
あ、嫌な予感が的中した。

モブ１「海斗？二葉？」

モブ２「孫バカ？」

モブ３「雷斗と秀に奏、獅音、美空？」

モブ４「それに春香、累、蓮？
誰だそりゃ。」

察した者「「「「「「(入学式に頑なになったのはコレなんだ/か)」」」」」」

サリバン「実は孫が１０人とも入学しましてね。
これがもう、かわいくてかわいくて。」

全員「「「「「「「「「「(やめろやめろやめろやめろ！！！！)」」」」」」」」」」心の叫び